午前中公民館の歌声に行く

午前中公民館の歌声に行く。
途中の休憩をはさんでピアノの先生と歌声仲間のソプラノの他人がミニミニコンサートをしてくれた。
その後今月生まれの誕生日の他人のために歌を歌う。
毎回歌う他人が老人性の難聴で補聴器をしているせいか、今日は見事に音を外した。
一瞬笑いが起きたが本人は気が付いていない。
友達の一人は庭の木の選定で蜂に刺されたので来ないと言う。
適当に歌って帰ってきた。
帰る途中で知り合いのろうあ者に逢い、手話で話をし、彼女が家庭菜園の野菜をくれると言う。
袋が無いことを告げると、持っていた袋に入れてくれて茄子やピーマンやしし唐をもらってきた。
帰ってきて主人のリハビリも兼ねて近所のコープに行く。
夕食は知り合いのろうあ者からもらった野菜が少し食卓に並んだ。
もらいっぱなしは嫌なのでいつかお礼をしたいと思う。
夜は軍艦島のテレビを見てたら悲しくなった。
裏に住んでいた主人の父の兄は夕張の炭鉱にいたのだ。
実家の跡継ぎなのに、跡を継ぐのは嫌だと夕張に行き、炭鉱夫になったのだ。
テレビで何度か見ている軍艦島には悲しい過去があったのだ。
その後なぜか悲しくなった。
いろいろ思って悲しくなった。
主人はパソコンの前に座っていた。
会話はこれと言って無いけど側にいる。
それだけでいいのだ。