毎日歩行訓練、言語訓練などのスケジュールをこなして、食事もなんとかスプーンで食べることができるようになり、ほんの少しずつ身体も動くようになってきた頃、思わぬアクシデントが発生したのです。
私がきゅうちゃんの昼食をテーブルに運び、食後のお茶を取りに行って帰ると、なんと!口から真っ赤なよだれがしたたり落ちているではありませんか!

胸にかけたエプロンも真っ赤に染まり、びっくり仰天した私は、すぐに、
「アッ!舌を噛んだな!」と思いました。
どうやらデザートのリンゴ
をかじった時に、ついでに自分の舌も思いっきり噛んでしまったようです。
びっくりするほど凄(すご)い出血で、私の応急処置ではとても対応し切れません!
運悪く日曜日で、しかも救急設備のない病院だったので、看護師さんの指示で口の中にタオルを入れて圧迫止血しながら、すぐにタクシーで救急病院へ行くしかありませんでした。
道が混んでいたため、病院へ到着するまでの間に、出血はほとんど止まりかけていましたが、なんと傷口が4センチのかぎ裂きに切れていたのです。
こんな状態で食事などしようものなら、また傷口が開いてしまうのでは?と思ったので、無理やり縫ってもらいました。
本人は大丈夫だと言っていましたが、また一つ心配事を抱えて帰るのは嫌だったのです。
しかし、その時、馬鹿な私はとんでもない思い違いをして大恥をかいてしまいました。
何針か縫うのですから当然麻酔を打ちますが、きゅうちゃんは顔も半分麻痺しているので、先生に、
「麻痺しているので麻酔はいいです」と言ったら、先生が、
「えっ!それは別です。やっぱり痛いよ!(爆笑)」
きゅうちゃんも呆(あき)れて笑っておりました。
私がきゅうちゃんの昼食をテーブルに運び、食後のお茶を取りに行って帰ると、なんと!口から真っ赤なよだれがしたたり落ちているではありませんか!


胸にかけたエプロンも真っ赤に染まり、びっくり仰天した私は、すぐに、
「アッ!舌を噛んだな!」と思いました。
どうやらデザートのリンゴ

びっくりするほど凄(すご)い出血で、私の応急処置ではとても対応し切れません!

運悪く日曜日で、しかも救急設備のない病院だったので、看護師さんの指示で口の中にタオルを入れて圧迫止血しながら、すぐにタクシーで救急病院へ行くしかありませんでした。

道が混んでいたため、病院へ到着するまでの間に、出血はほとんど止まりかけていましたが、なんと傷口が4センチのかぎ裂きに切れていたのです。

こんな状態で食事などしようものなら、また傷口が開いてしまうのでは?と思ったので、無理やり縫ってもらいました。
本人は大丈夫だと言っていましたが、また一つ心配事を抱えて帰るのは嫌だったのです。
しかし、その時、馬鹿な私はとんでもない思い違いをして大恥をかいてしまいました。
何針か縫うのですから当然麻酔を打ちますが、きゅうちゃんは顔も半分麻痺しているので、先生に、
「麻痺しているので麻酔はいいです」と言ったら、先生が、
「えっ!それは別です。やっぱり痛いよ!(爆笑)」
きゅうちゃんも呆(あき)れて笑っておりました。
