うなぎが、激減しているらしいですね。
うなぎから遠ざかって、久しいもりひこです。
子供のころは、うなぎが大好きでした。特別な時にしか食べられないごちそうでもありましたし。
あのころのうなぎは、確かに、うまかった。
蒲焼は、ちゃんと竹串がさしてあって、串の周りについた身を歯でしごくのも、風情がありました。
いつのころからか、うなぎの味がどんどん落ちて行ったと、感じています。
養殖が容易になったことも、あげられるでしょう。
なんだかゴムみたいな食感で、竹串を刺さない手抜きに見える長焼きが、スーパーで普通に売られるようになりました。
もちろん、たれだって、どんな添加物が使われているかわからないような、ものばかり。
あれは、私の知っている、うなぎじゃない。
『串打ち三年 焼き一生』
うなぎが絶滅するかもしれない、という話も聞かれますが、蒲焼職人の技術もまた、絶滅寸前だとすれば、悲しい限りです。
あ、そうそう、スーパーで、最近やたらクジラ肉を見かけます。
どういうルートで流通してるのでしょうね。気になります。