ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

エンヤートット

2013-07-20 18:38:02 | 浜の暮らし

 写真でわかりますでしょうか?


 以前、旧ブログでも紹介しましたが、ここ狩浜地区には、今でも、木造の和船で、櫓をこいで漁をするおっちゃんがいます。


 今日も、狩浜の湾内で何やら釣りをしておりました。かっこええな~!!


 
 私がこの地域を好きになった理由の一つが、こうした古き良きものがまだ結構たくさん残っているところ。


 天秤棒を担いで農作業とか。



 いいねえ~。
 

よくある質問 

2013-07-20 08:41:09 | よくある質問

 『葉っぱのついたみかんが欲しいのですが…』


 こういうお問い合わせが、結構あります。


 たぶん、みかんを飾りたい、というところから、来ているのだと思います。


 飾りじゃないのよ~みかんは~ はっは~ん


 
 さて、上の写真をご覧ください。


 みかんの花は、上を向いて開花し、それがそのまま実になります。

 なので、幼果は、このようにおしりが上を向いているわけです。


 


 やがて、みかんが肥大して、重くなってくると、枝が下垂してきて、おしりが下を向きます。


 で、よくご覧いただきたいのですが、葉っぱも、裏返しになっていますよね?

 


 みかんの絵を、葉っぱ付きで描いたとします。皆さんは、このように、葉っぱを裏返しに描きますか?

 みな、知っているようで、知らないことが、たくさんあるのですよ。


 裏返った葉っぱは、当然、光合成がしにくくなって、やがて枯れ落ちてゆきます。あるいは、葉っぱの付け根のところを自らねじって、表向きになろうと頑張ったりもします。


 基本、出荷するみかんに葉っぱがないものが多いのは、こういった事情も、あるのです。

 もちろん、軸を長めに切りのこして、箱詰めすれば、葉っぱはつけられるでしょう。でも、ブドウとか、モモみたいに、化粧箱に入れて出荷するわけではないので、現実的ではありません。長い軸のものをダンボールに箱詰めして出荷したら、果皮を傷つけて腐敗へとつながる可能性が高くなります。

 また、冬の寒くて乾燥した時期に、葉っぱを付けて出荷したとしても、すぐに萎れてしまいます。



 お正月の鏡餅には、ダイダイを飾りますが、昔の人たちは、子孫繁栄で代々続くことを願っていたわけですね。

 うんしゅうみかんを、飾りたい、という人も多くいます。でも、私のみかんは、飾り用には、不向きです。

 予め、ご了承くださいませ。