ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

かりこみ

2015-04-25 11:33:36 | 阿部みかん農園

 庭のヒラドツツジ。


 今年も、美しい花を楽しませてくれました。


 1週間ぐらい、鮮やかな花を見ることができたかな。



 で、今日は、刈り込みをしました。


 花はまだ咲いていますし、これからしばらくは、まだ花が楽しめるのですが。


 昔読んだ、植木屋さんの本で、つつじは花のある時に刈り込むと、書いてあり、それを実践し続けています。




 花のある時に刈り込むのは、もったいない、と思うかもしれません。


 でも、逆なんですね。



 思い切って、刈り込むことによって、来年もまた、美しい花が、見られるというわけ。いにしえの知恵はすごいもんだ。



 伊勢神宮が、20年おきに遷宮をして、お宮を建てかえますけれど、あれも、もったいないと思う人がいます。


 でも、大切なのは、建物じゃなくて、建物を建てる技術なんですね。これが途絶えたら、1000年、2000年先にまで、伝承ができなくなってしまいますから。


 なので、20年おきに、真新しいお宮を建てる。なんてすごい知恵なんだろう。


 すべては、未来のため、という、しっかりしたテーマが、根底にあるんですよね。



 わが農園も、そういうテーマを、根底に置いている、つもり。