ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

春の蚕

2016-06-04 13:58:39 | 養蚕

 春の蚕の、上蔟のころになると、蛍が飛び始める、と、言われていたそうです。

 日本のあちこちで、そうした風景が、当たり前のようにあった、のでしょうね。



 養蚕業が衰退したのには、いくつかの要因があったとされます。その辺の歴史を調べるのも、大変興味深いところ。

 で、少なくとも、愛媛県内では、平成に入って新たに養蚕を始めたのは、私がはじめてとか。およそ30年ぶりに現れた救世主?



 上の写真は、蔟(まぶし)という道具。回転蔟ともいいます。


 無数に見える仕切りの中に、蚕が繭を作ってゆきます。

 では、写真です。







 








 間もなく、出荷です。