ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

四万十

2016-06-19 08:07:58 | かんがえるあし


  昨日は、久々に、四万十川方面へ出かけました。友人達と会い、楽しいひと時を過ごしました。


 さて、四万十川、というと、皆さんはどのようなイメージを持ってますか?



 「日本最後の清流」というキャッチコピーを、知っている方も多いと思います。


 ただ、私は、現在の四万十川には、満足していないのです。


 水質で言えば、同じ四国では仁淀川の方が圧倒的に綺麗ですし(日本一)。


 多くのお年寄りが、昔の四万十川は綺麗だった、と言います。


  カワウソが住んでいたくらいですからね。



 私は、そんな昔の、美しい四万十を、よみがえらせたいと、常に考えています。


 もちろん、不可能ではなくて、技術的には割と簡単だと思ってます。


  四万十川の水質悪化の要因は、大きなものは2つ。これを解消するだけで、今よりぐんと改善できるはず。


 ただし、それをやろうという、気持ちが、流域の住民達にうまれるかどうか、が、いちばんの問題なんです。


  行政は、経済最優先と称して、「奥四万十博」なるイベントをやってますが、それで本当に地域が活性化するのかどうか、疑問です。一部の受益者のみにお金が回る程度だと思います。

 富士山が、世界遺産になったものの、自然遺産の登録ではなく、文化遺産としての登録だったことは、ご存知の通り。

 登山者等による自然破壊が、より深刻になって、今では文化遺産の登録も抹消されようか、という危機です。



 四万十川も、その二の舞を踏む可能性が、ないとは言えません。


 なんとかして、この危機から、脱したい。



  ところで、先日、四万十川流域の地域で、古くから伝わっている、不思議な風習を、知りました。


 田んぼの神様。


  これこそ、人類の、宝、ですよ。


  ユネスコも腰を抜かすような、すごい文化だと思ってます。


  度肝を抜かれますぜ。


  私は、そんな美しい文化が、たまらなく、好きなのです。