ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

プロは違うねえ~

2016-06-09 20:21:50 | 養蚕


 養蚕で使用される道具、機械類は、現在、ほとんど生産されておらず、現存してるものも、完全品で稼働しているものはほとんどない、と言われています。


 今回、春の蚕で使用した機械が、出荷の際に思うように動かず、大変苦労しました。



 



 で、自分でその機械の状態をチェックしたところ、大事なギアが欠損していて、重要な部分が駆動していないことがわかりました。


 予備のギアを見つけたので、取り付けようと試みるも、ちょっと技術がいりそうだったので、機械にめっぽう強い知人へ、依頼しました。




 まー、それはそれは、さすがの腕前!!


 はじめて見るはずの養蚕機械でも、すぐに構造を理解して、ギアのほか、不具合をいろいろ直してくれました。



 持つべきものは、友!!と、以前から書いてますけれど、まさにそれを実感した1日でした。


 さあ、次の出荷が楽しみだ!!今度こそ、きれいに手早く収繭(しゅうけん)するぞ!!