ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

おまつりはいつもあたらしい

2014-10-19 11:40:57 | 浜の暮らし

 狩浜の、秋のお祭りが、もうすぐ。


 最近でこそ、メディアに登場して、知られるようになり、遠方からも人が見に来るようになってますが、本来、地元民の、地元民による、地元民のための、儀礼的行事。


 観光客を呼び込むためのお祭りではないです。しかし、それが、かえって今時珍しいので、ぜひ多くの人にも見てもらって、いろいろ感じてほしいのであります。



 古い伝統を守りながら、時代によって微妙に変化もしています。ただ、これだけ古い形が残された行事も、そうそうないのではないかな?



 お祭りは、基本的毎年同じことの繰り返しです。しかし、その年によって、参加者も違えば、天候も違ったり、もろもろの事情なんかもあって、二度と同じにならないわけです。ある意味、ライヴとおんなじですね。



 今年、私が注目しているのは、鹿踊りと、牛鬼で、新メンバーが加わったこと。


 その新メンバーたちは、Iターン移住組です。


 私もIターン移住者で、ずっと神輿を担いでいます。神輿は比較的、参加しやすいパートではあります。



 五つ鹿、牛鬼は、より深い、地域とのかかわりがなければ、出来ない世界です。



 数年前に、私も五つ鹿ではおそらく史上初となる、Iターン組からの選抜候補に挙がったのですが、独身みかん農家で、日々がいっぱいいっぱいの暮らしなので、辞退させていただいた経緯があります。


 その後、Iターン組でも家族で暮らしているメンバーが、五つ鹿に加わって、地元に溶け込んでゆきました。今年は、新たに、別のIターン組が、加わるというわけ。


  注目しています。



 牛鬼も、いまやIターン組がその一部を担っていて、今年デビューする若者がいます。(もう若くないか?)


 牛鬼は、気力、体力、ともに充実していなければ、つとまらないほど、ハードな世界です。初めてで不安もあるだろうけれど、そんな表情を見て、ニヤニヤしたいと思います。


 
 私も神輿に向けて、順調にトレーニングをこなしています。気分が盛り上がって来たな!


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