昨日、3月1日は、狩浜の、崇敬講の日。
これまで、旧ブログなどでたびたびご紹介してきましたが、崇敬講という地区行事は、狩浜独特のもののようです。
お講というのは、かつては、日本の村々で盛んに行われていたのかもしれません。ですが、いまもこうして、行事として残っているところは、日本全国でも珍しいのではないでしょうか。
明浜町狩浜には、非常に古くから伝わるもろもろの文化が、途絶えずに多く残っている、貴重な集落だと思います。(ちなみに4月1日は、これまた珍しい、お伊勢踊りという行事の日です。)
崇敬講の日は、午前中に、地区の常会が開かれ、区長さんが仕切って、神社総代さん、寺総代さんから、それぞれ報告がなされます。そのほか、市議会議員さんからの議会報告も、あります。
質疑応答の際、わが大狩浜地区のご意見番のおっちゃんが、いつもユーモアを含めた鋭い発言をされます。私は、このおっちゃんの話が、好きです。
地域を愛すればこそ、若いもんにあたたかくも厳しい助言が飛び出すのだと思っています。
そんなご意見を聞くと、いい地域だなあと、しみじみ思ってしまうのでした。
できることならば、200年、300年先も、こうした伝統が続いたらいいなあと、思っています。
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