昨日の午後、 所用のため 広島市の中心部、 上八丁堀というところをウロウロ。
先月の記事、 『九月の蕎麦』 でご紹介したお店 「手打ち蕎麦 和楽」 が、新蕎麦を出しているのを発見。
「そういえば、今年はまだ新蕎麦を食べてないな~」 と思い、
昼飯抜きにしようと考えていたことなど、すっかり忘れてお店の中へ。
もりそばを大盛で注文。
待つこと10分、 出て来た新蕎麦を 一心不乱にすすりました。
結果、
九月に食べたのは、 昨年秋に収穫された信州産のひねた蕎麦。
昨日食べたのは、 北海道産の新蕎麦。
軍配は、九月に食べた 「信州産のひねた蕎麦」 にあがったのです。 (行司はちっぷ。)
何年か前、 旧知の蕎麦打ち職人から聞いたお話を思い出しました。
「新蕎麦だからって旨いわけじゃないんですよ、 あまり若過ぎてはダメ。
香りは立つかも知れないけど、 一番旨くなるのは 蕎麦粉が落ち着いてくる
12月~2月頃 なんです 。」
『和楽』の奥様に聞いたところ、 いつも使っている信州産の新蕎麦が入ってくるのは、11月だそうです。
年末から2月頃にかけて、 再び 『和楽』 を、訪れようと思いました。
お店を出て、 用事を済ませて歩いていた時、
「本当に旨い蕎麦の産地は、 常陸? 会津? 信州?」 などと余計なことを考えていたら
突然の大雨に打たれて、 凹みまくったちっぷでした。
傘 な い し ぃ ・・・