落葉の積もる場所

- The way I was -
 

ハムスターのこと

2009年12月11日 | WEBLOG
           





横浜時代、 苦楽をともにしたペットのシマリスくんが生きている7年の間に、

  同時並行でジャンガリアン・ハムスターを飼いました。





きっかけは、 『おるちゅばんエビちゅ』 というコミックでした。 





   






ほとんどコミックを読まない私なのに、 なぜか たまたま目に触れたのです。





主人公の エビちゅ (ゴールデンハムスター、980円)、

ごしゅじんちゃま (飼い主、ハイミス、癇癪持ち)、

かいしょなち (ごしゅじんちゃまの彼氏、ギャンブル・浮気大好き、筋金入りの甲斐性無し)

   を、中心とした登場人物たちが織り成す、 バカバカしくて  な世界。





強烈な虐待を受け続けても、 けな気に ごしゅじんちゃまへの愛を貫くエビちゅが可愛い!










「ハムスターもいいな~」 と思った私は、ペットショップで見かけた

  ジャンガリアン・ハムスターに一目惚れしたのです。  





『これってまるで妖精じゃーん♪』    →  即決でお持ち帰り。





シマリスくんのケージの横に、 ハムスターのケージが置かれました。





妖精という意味のFAIRY(フェアリー)を、 呼びやすくアレンジして

  『フェアちゃん』 と名付けました。





        



         

俊敏なシマリスくんは、触って楽しめるタイプではないので、

  ケージ越しに 「お手」 の技を習得させたりして喜んでいましたが、

ドンくさいフェアちゃんは、スキンシップし放題でした。







そして、 寿命とされる2年を半年過ぎた ある朝、 静かに息を引き取っていました。



                                               
           












現在、 寂しい一人暮らしなので、 飼いやすいジャンガリアンと暮したいのですが、

  2年という寿命は短かすぎて、 悲しすぎます。





ペットロスが怖くて、 ハムスターすら飼うことが出来ない、 ダメダメなちっぷなのです。




                                    






































                警 告




下掲の画像をクリックすると、 約9分間のアニメーションにリンクいたしますが、

想像を超える下ネタや、暴力シーンのオンパレードでございますので、

特に、18歳未満の方や、 常識ある読者の方は視聴されないようにしてください。



このアニメーションに関するご批判や苦情は、 一切受け付けかねます。




                                             ちっぷ   













               『おるちゅばんエビちゅ』
        
        監修 庵野秀明氏 ( 『新世紀エヴァンゲリオン』総監督 )









             

『カールじいさんの空飛ぶ家』

2009年12月10日 | WEBLOG
           




最近、気分が凹みまくっていて、  自分で閉塞感を打破しなければ! ということで、

Disney PIXAR の新作 『カールじいさんの空飛ぶ家』 を観てきました。



久しぶりに、劇場での映画鑑賞です。



アメリカン・ブルーさんお薦めの「2012」と、 どちらにしようか迷ったのですが、

若干鬱っぽい精神状態で、人類滅亡の危機 に耐えられる自信がなかったため、

こちらを選びました。










          











冒頭から約10分程度の間で、  主人公カールとエリーとの出会いから、

エリーが逝って永遠のお別れとなるまでを、 スムースかつスピーディに描きます。



感心したのは、 幸せな結婚生活の間を、 セリフ無しのサイレントで表現している点。



「幸福な時間に言葉はいらない」 ということでしょうか。

  (私は、このセリフ無しの結婚生活の中に、一番の泣きポイントがありました)








トム・ハンクスが無人島に流される名画 『キャストアウェイ』 では、

島での孤独な生活の間、 音楽を全く流さず 潮騒や嵐の音だけをバックに

トムにセリフを語らせていたことを思い出しました。



対照的で、 どちらも面白い試みだと思います。













エリーが亡くなった後、 カールじいさんは風船で浮かせた家に乗って無謀な旅に出ます。



もちろん、 その旅にはちゃんとした目的があるのです。



途中、いろいろな仲間も増え、 彼の夢は叶うかに思われましたが・・・。



     (仲間たちの中で、 私は鳥さんがお気に入りです)











ネタバレになってしまうので、 ストーリー関連はこの辺で終わりますね。



もっと悲しいシーンが多いかと危惧していましたが、 なんのなんの

勇気凛々の冒険譚で、 前向きな気持ちになれる映画でした。



配給会社が、PRに元楽天の野村克也さんを起用した理由も、何となーくわかりました。















あえて言えば、おススメ度は   ☆☆☆☆★



今までのピクサーアニメの中では、

トイストーリー&2、 レミーのおいしいレストラン、 WALL・E に並ぶ、

大人の鑑賞に堪えうる出来栄えだとは思います。 












原題は 『UP』。



このタイトルに、製作サイドの気持ちが込められているのかも知れません。











映像も文句なし(風船!キレイでした)、  脚本も相当練られています(練り過ぎた?)。



来春のアカデミー賞では、長編アニメ部門のオスカーに輝くことは間違いないでしょう。









これからご覧になる方も多いはずなので どこまで書いていいのか、よくわかりません。



ですので、  尻切れとんぼになりますが、 今日はこの辺で・・・。










                   サヨナラ サヨナラ      サヨナラ







































      東京の風船おじさん、 どこかで生きてるのかなぁ・・・          







                                   

M-1グランプリ 2009

2009年12月08日 | WEBLOG
           


7日、 『M-1グランプリ2009』の決勝進出者8組が発表されました。

今年で9回目となるM-1グランプリには、過去最多の4629組がエントリー。

1回戦~3回戦を勝ち残り、 準決勝に進出した68組の中から選ばれた8組。

そして、決勝当日行われる「敗者復活戦」から選出される1組を加えた9組による

決勝戦は、12月20日(日)18:30から、ABC・テレビ朝日系で放送されます。























【 決勝進出8組 】             ※ 画像をクリックしてもリンクしていません







 
 ナイツ  (マセキ芸能社 / 2年連続 2回目の決勝進出)
     



 南海キャンディーズ  (よしもと / 4年ぶり 3回目)
     



 東京ダイナマイト  (よしもと / 5年ぶり2回目)
     



 ハリセンボン  (よしもと / 2年ぶり2回目)
     



 笑い飯  (よしもと / 8年連続 8回目)
       



 ハライチ (ワタナベE / 初の決勝進出)
     



 モンスターエンジン (よしもと/2年連続2回目)
     



 パンクブーブー  (よしもと/初の決勝進出)
       
  










ナイツ、南海キャンディーズを軸にした争いになりそうですが、

突出した強さは感じられず、おまけにここ2年、敗者復活から勝ち上がった

サンドウィッチマンやオードリーが優勝、準優勝を飾っており、

正直なところ、まったく予想がつきません。

初出場のハライチ、パンクブーブーもかなりの実力者ですので要注目です。



























【 敗者復活戦出場60組 】   ※印は、私がネタを見たことがある芸人さん。



  オリエンタルラジオ ※

  上々軍団

  チャド・マレーン ※

  Wエンジン ※

  レモンティー

  プリマ旦那

  いけばな教室

  スマイル ※

  ソラシド

  ガスマスクガール

  ジャルジャル ※

  とろサーモン ※

  藤崎マーケット ※

  キングコング ※

  さらば青春の光

  ミサイルマン

  コマンダンテ

  ソーセージ

  プラスマイナス

  ダイアン ※

  和牛

  銀シャリ ※

  見取り図

  志ん茶

  千鳥 ※

  スーパーマラドーナ

  ヘッドライト

  アジアン ※

  天竺鼠 ※

  ギャロップ ※

  かまいたち ※

  タイムマシーン3号

  NON STYLE ※

  ハイキングウォーキング ※

  なりきんショージ

  ラフ・コントロール

  井下好井

  ジャングルポケット

  磁石

  カナリア ※

  朝倉小松崎

  メメ

  アームストロング

  スリムクラブ

  ダブルネーム ※

  我が家 ※

  ポテト少年団

  ハマカーン

  囲碁将棋

  U字工事 ※

  風藤松原

  ロシアンモンキー

  鬼ケ島

  天狗

  ゆったり感 ※

  トレンディエンジェル ※

  チーモンチョーチュウ

  三拍子

  流れ星 ※

  POISON GIRL BAND ※







敗者復活を目指す組の中では、実力派の銀シャリ、ギャロップを始め、

決勝経験者のNON STYLE(昨年優勝)、U字工事、ダイアン、千鳥が強そうです。

人気者のジャルジャル、ハイキングウォーキング、我が家も会場を沸かせられれば…。

また、異色のコンビ,なりきんショージ(村上ショージとハロバイ金成による急造コンビ)

その他無名の全ての組にもチャンスがあるところが敗者復活戦の魅力です。












年末の繁忙期の中の 「ひとやすみ」 として、楽しみにしています♪  


















【 放送予定  】




12月20日(日) 16:00~  『2009 M-1グランプリ敗者復活戦』


12月20日(日) 18:30~  『2009 M-1グランプリ決勝』
                         司会 今田耕司&上戸彩


















【 参考資料 】  過去の優勝者


   第1回 2001  中川家(よしもと)  

   第2回 2002  ますだおかだ(松竹)  

   第3回 2003  フットボールアワー(よしもと)

   第4回 2004  アンタッチャブル(人力舎)

   第5回 2005  ブラックマヨネーズ(よしもと)

   第6回 2006  チュートリアル(よしもと)

   第7回 2007  サンドウィッチマン(フラットファイヴ)

   第8回 2008  NON STYLE(よしもと)

   第9回 2009      

















 














                       個人的には、 「頑張れ! ナイツ」     










                   

流川の枕

2009年12月06日 | WEBLOG
           






高専卒業を済ませ、 既に横浜の会社への就職が決まっていた青年ちっぷ。








居酒屋に昔馴染みのサナエちゃんを呼び出し、 プロポーズをした。



    「一緒に横浜へ行ってくれないか」







しかし、 彼女の返事は まさかの   NO! だった。 





「一緒に横浜へ」どころか、  今までの不誠実さを、さんざんなじられる始末。












サナエちゃんをタクシーへ乗せて帰らせ、 


           ひとり 行くあてもなく 夜の街をうろつく青年ちっぷ。








広島最大の歓楽街・流川、  小料理屋の赤い提灯が、彼の目に入った。





吸い寄せられるように店に入ると、上品なおかみさんが、料理の仕込みをしている。



青年ちっぷの他に、 客はいなかった。




見た目にも 傷心していそうな青年を見て、 おかみさんが声を掛けた。





  「こんな店でよかったら飲んでいきんちゃい。 学生さんなら安うしとくけん。」






青年ちっぷは、 苦手な日本酒の熱燗を注文した。



前後不覚に酔ってしまいたかったのだ。





       サナエちゃんなら、いつでも自分を待ってくれている  はず。


    
       いつでも受け入れてくれる  はず。





思い上がっていた自分と、  そしてサナエちゃんのことを忘れてしまいたかった。
















おかみさんが、 湯気の立つ鍋の中へ、そっとお銚子を立てる。












      こと こと こと 













お銚子が お鍋の中で、  音を立て始めた。















      こと こと こと















気疲れのせいだろうか、  いつの間にか 青年ちっぷは 眠気を覚えていた。




そして、 その眠そうな目をした青年ちっぷを見たおかみさんは、 



  小上がりの座敷に 小ぶりの枕を用意し、



        「5分ほど横になってみたらええよ、  シャキッとするけん。


                 ちょうど熱燗もできる頃に起こしてあげるけん。」






青年ちっぷは、おかみさんの優しい心遣いに感謝しながら、横になって目を閉じた。













      こと こと こと こと











                 お銚子が 小さな音を立てていた。



















      こと こと こと こと


















































私が就職した横浜の船会社は、 思っていた以上にしっかりした会社で、



東京営業部での 机上研修をみっちり3週間。



さらに 三重県の四日市で、現場研修を1年半。



心身ともに辛かった研修を終えて、 いよいよ東京・霞ヶ関での勤務が始まった。



やがて、 丸の内にある大手商社で 船のエキスパートとして働いた。



南国サイパンに赴任し、 石油輸入法人のマネージャーを務めた間には、



大きな石を持った、ヤク中毒のアメリカ人に追い掛け回されたりした。



日本でも、サイパンでも、 いろいろな女性と いろいろな恋愛を重ねて、



たくさんの祝福の中 結婚し、   そして、憎しみ合いながら 離婚した。



横須賀、 横浜、 四日市 と、転勤を繰り返しながら 順調に昇進したが、



父の死を機に、 長く勤務した会社を退職して 広島にUターン。



高望みの再就職活動の末、  結局、どうでもいいような会社に入って、



係長→課長→次長→部長→取締役 と 毎年、出世させてもらった。、



700万超の借金に苦しんだ時もあったが、1300万のあぶく銭を得た事もある。



沖縄以外の46都道府県を訪れ、 世界8カ国への旅もした。



誰もが羨むような高級車にも乗ったし、 恥ずかしいほどのポンコツ車にも乗った。



旨い酒も飲んだし、  不味い酒も飲んだ。



素敵なセックスを経験し、  しなきゃよかったようなセックスも経験した。



中学生の頃からの念願が叶って、 ロンドンのアビイロードで、写真も撮った。



映画を観て以来、 ずっと憧れていたタヒチの海も、この目で見た。



フロリダのディズニーワールドで、  夢のような 1週間を過ごした。






























そして、  私は もう68歳。



そろそろ、お迎えが来るようだ。



考えてみれば、 亡くなった父と同じ年齢。



病室で、 私の最期を見届けてくれているのは、弟夫妻だけだ。



残した わずかな財産は、 お前たち夫婦に譲るよ。



私にも子どもがいたなら、  もう少し豊かな人生だったかもしれないな。














でも、 数千の人たちと 交流ができ、  とても意義深い人生だったよ。






















あ ゝ              み ん な 、    あ り が と う   ・ ・ ・


 





































































               はっ !








































      こと こと こと こと こと



















      「学生さん、よう眠っとったねえ。    熱燗、注ぎましょうか?」 
















おかみさんが優しく 青年ちっぷに声を掛けた・・・。



















































    人生なんて 熱燗が沸く ごく僅かの間に見る 一瞬の夢のようなもの。














































                             ちっぷ版  『邯鄲の枕』          

 
                                  お粗末様でした。
          


















            

都市伝説

2009年12月04日 | WEBLOG







    昨年、 お亡くなりになった赤塚不二夫さんの代表作、 「天才バカボン」  











           























この、シュールなギャグ漫画に 準主役級で登場する 目玉つながりのお巡りさん





ともかく、 やたらと拳銃を撃ちまくります。





「日本で一番銃弾使用量の多いお巡りさん」 との異名もあるそうです。








              

                





















    このお巡りさんに関して、  こんな話を読んだことがあります。


































































ある日、 バカボンとバカボンパパが、路上で財布を拾ったので、交番へ届けに行った。





ところが、 交番は見当たらず、 目玉つながりのお巡りさんも見つからない。





困ったふたりは、本署まで行き、 あのお巡りさんはどうしたのだ と尋ねた。


















すると、  応対した 本署の署員いわく、















   「あの町には交番なんてない。


   該当する警察官も存在しない。」  と。









































その後、 警察が調査した結果、



  偏執的な拳銃マニアの男が、 

  空き地に 勝手に交番を建てて、 

  拳銃を乱射していただけ、 
  


                      と、判明した・・・。
 

                 




                




























                 






































下 手 な 怪 談 話 よ り 、  よ っ ぽ ど 怖 く な い で す か  ?   
























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