港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

映画音楽史(101) 『縛り首の木』 1959年公開

2014-04-13 00:52:05 | 映画音楽



『縛り首の木』 The Hanging Tree (米) 1958年制作
監督 デルマー・デイヴィス
音楽 マックス・スタイナー
主演 ジョー・フレイル … ゲイリー・クーパー
    エリザベス・マーラー … マリア・シェル
    フレンチー … カール・マルデン
主題歌 『縛り首の木』 ( The Hanging Tree ) 唄・マーティー・ロビンス

ドロシー・M・ジョンソンの原作をもとに描いた重厚なリアリズム型の西部劇。
医師のジョーは駅馬車強盗に襲われて重傷を負ったエリザベスを救う。
エリザベスはジョーを慕うようになるがジョーはそれをかたくなに拒む。
やがて彼女は町のボスのフレンチ―と共同で金鉱の採掘を始めた。しかし金鉱が
発見されるとフレンチ―は裏切りに走り、エリザベスを亡き者にしようとした。
ジョーはフレンチ―を撃って彼女を助けたが、フレンチ―の仲間たちがジョーを
捕えて縛り首の木に吊るそうとした。最後はエリザヘスにその危機を救われる。

主題歌の『縛り首の木』はマック・ディヴィット作詞、ジェリー・リヴィングストン作曲に
よるもので、日本においてマーティー・ロビンスの名を知らしめた曲となりました。
映画ではタイトルバックとラストシーンで使われておりました。
また、この作詞作曲コンビはTVの『サンセット77』『サーフサイド6』などでも名コンビぶりを
発揮していました。

I came to town to search for gold
And I brought with me a memory
And I seem to hear the night wind cry,
"Go hang your dreams on the hangin' tree
Your dreams of love that could never be
Hang your faded dreams on the hangin' tree!"

↓はマーティー・ロビンスの『縛り首の木』 YOUTUBEより


独り言

2014-04-13 00:35:47 | 独り言


現在掲載中の『映画音楽史』も100作品になりました。
登山でいえばやっと三合目あたりといったところです。
これからも一日一記事を目指し、できれば年内までには完結したいと思っています。

なお、このブログの映画や映画音楽の記事におきましては、
アカデミー賞の受賞については一切触れないようにしています。
本来ならば、『カサブランカ』1943年のアカデミー最優秀作品賞とか、
『ケセラセラ』1956年アカデミー主題歌賞受賞などと記述すれば
閲覧されておられる方々には受け入れていただきやすいと思うのですが、
個人的にアカデミー賞はナンセンスという立場で記事を書いておりますので、
あえて記載しておりませんので ご容赦いただきたいと思っています。