『リバティ・バランスを射った男』 The Man Who Shot Liberty Valance (米) 1961年制作
監督 ジョン・フォード
音楽 シリル・モックリッジ
主演 トム・ドニファン … ジョン・ウェイン
ランス・ストダード … ジェームズ・スチュアート
リバティ・ヴァランス … リー・マーヴィン
ハリー … ヴェラ・マイルズ
主題歌 『リバティ・バランスを射った男』 ( The Man Who Shot Liberty Valance ) 唄・フェアマウント・シンガーズ
ドロシー・M・ジョンソンの小説をもとにジョン・フォード監督としては珍しいどんでん返し型の異色西部劇。
トムの葬儀の日、西部の田舎町の駅に上院議員のランスと妻のハリーが降り立ち、ランスの回想が始まる…
1880年、ランスは勉強していた法学書を片手に東部から荒れた町シンボーンにやって来た。途中で悪漢の
リバティ・ヴァランスに襲われて負傷し、トムに救われて町のレストランに運び込まれ、店の娘でトムの恋人の
ハリーがランスを看病しランスは回復する。当時この地域では州昇格運動をめぐって反対派のリバティが
無法の限りを尽くしていたが賛成派のランスは町の選挙でリバティを破って当選、ついにランスはリバティと
決闘するとになる。銃を握ったことのないランスが意外にもリバティを撃ち倒した。その真相は…
主題歌の『リバティ・バランスを射った男』はバート・バカラック作曲、ハル・デヴィッド作詞によるものでこの映画の
ために作られた曲ですが、どんな理由があったのか映画には使われませんでした。
私が見た予告編ではフェアマウント・シンガーズの曲が織り込まれていましたが本編には登場していません。
レコードとしてはフェアマウント・シンガーズよりもジーン・ピットニーの曲がヒットしました。
When Liberty Valance rode to town
The women folk would hide, they'd hide
When Liberty Valance walked around
The men would step aside
↓はジーン・ピットニーの『リバティ・バランスを射った男』 YOUTUBEより
↓はフェアマウント・シンガーズの『リバティ・バランスを射った男』 YOUTUBEより