『アラビアのロレンス』 Lawrence of Arabia (米) 1963年制作
監督 デヴィッド・リーン
音楽 モーリス・ジャール
主演 ロレンス … ピーター・オトゥール
アリ … オマー・シャリフ
フェイサル … アレック・ギネス
アウダ … アンソニー・クイン
ブラントン … アンソニー・クエイル
アレンビー … ジャック・ホーキンス
主題歌 『アラビアのロレンス』 ( Lawrence of Arabia ) 演奏・サウンドトラック
第一次大戦中にエル・オレンスと呼ばれた砂漠の英雄、トーマス・E・ロレンスの波乱万丈の生涯を描いた作品。
イギリスはドイツと手を結んだオスマン・トルコ軍を制圧するため英軍司令部のロレンス中尉をアラブに送り込む。
ロレンスは灼熱の砂漠を横断してアラブ反乱軍の指揮者ファイサル王子のもとにたどり着く。ロレンスは彼らの
力を借りてネフド砂漠を渡り、トルコ軍の重要拠点アカバの攻略に成功して英雄に祭り上げられる。彼はその後も
アラブ人とゲリラ活動を続けたが、略奪を目的とし始めたアラブ軍を統率できないロレンスを司令部は必要と
しなくなった。ロレンスは任務を解かれて一線を退く。
主題歌の『アラビアのロレンス』はモーリス・ジャールの作曲によるもので、壮大なスケールにロマンの漂う序曲
に仕上げています。撮影前はリチャード・ロジャースが音楽担当でしたが彼の都合で急遽モーリス・ジャールに
変更されたそうです。オンド・マルトノを使った主題歌は映画の主要な場面で一層際立っていました。
なお、サウンドトラックはモーリス・ジャール指揮によるロンドン・フィルハーモニー・オーケストラによるものです。
↓はサントラ盤の『アラビアのロレンス』序曲 YOUTUBEより