”Ebb Tide ” Robert Maxwell
アメリカのハープ奏者であるロバート・マクスウェルが1950年にロンドンで発表した詩情豊かな名曲です。
ロバート・マクスウェルは第二次大戦前はクラシックのハープ奏者として活動していましたが、戦時には
沿岸警備隊に入隊し、明けても暮れても海を眺めて過ごした日々の思い出がこの曲のひらめきになった
という逸話が残っています。
マクスウェルは『ひき潮』が脚光を浴びたことによりクラシックからポピュラーの世界に転身して、ハープによる
情景描写の第一人者となりました。
↓は ロバート・マクスウェルの『ひき潮』 YOUTUBEより
僅かなお小遣いの中からこの曲のEP盤を買ってよく聞いたものでした。手持ちのレコードの全ては震災で破損・喪失
してしまいました。今思えばせめてレコード・ジャケットだけでも残しておくべきだったと後悔しています。
私の持っていたEP盤のB面は『夜の静けさに』でした。