『カチューシャ』 アル・カイオラ楽団
”Katusha” Al Caioka & His Orchestra 【YOUTUBEより】
原曲は1938年にミハイル・イサコフスキーが作詞、マトヴェイ・ブランテルが作曲したロシアを代表する一曲で
フォーク歌手リディヤ・ルスラノヴァによって初演されたものです。
歌詞の内容は、カチューシャという名の娘が川の岸辺で出征した恋人を思う切ない姿を描いておりながら、
「彼は愛すべき祖国の地を守り抜き、カチューシャは愛を強く守り抜く」と綴られており、第二次大戦の風雲急な
ヨーロッパにおけるソ連軍の戦意高揚に一役買ったプロパガンダ・ソングでもありました。
これを1962年にギタリストのアル・カイオラがアレンジ、日本の【今週のベストテン】において、1963年の年初に
ベストテンにランクイン、6週連続ベストテン入りを果たすヒットになりました。(最高7位)