港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1965年 『夢みるシャンソン人形』 フランス・ギャル

2015-08-16 12:14:38 | 続・60年代ポップス変遷史

”Poupee De Cire Poupee De Son” France Gall



フランス・ギャルは『ラ・マンマ』などで有名な作詞家のロベール・ギャルを父として1947年にパリで生まれています。
既に少女歌手としてデビューしていたフランス・ギャルは1965年のユーロヴィジョン・コンテストにおいて、セルジュ・
ゲンスブールの作詞・作曲による『夢みるシャンソン人形』を唄って見事にグランプリの栄冠に輝きました。
日本のタイトルはシャンソン人形ですが、原語では蝋人形・ヌカ人形となっています。逆に『夢みるシャンソン人形』
というタイトルをつけたことで大成功したのではないかと思われます。『夢みるヌカ詰め人形』だったらドン引きだった
ことでしょうね。
シングル盤は1965年9月のリリースです。

Je suis un' poupée de cire
Une poupée de son
Mon coeur est grave dans mes chansons
Poupée de cir', poupée de son
Suis je meilleur' suis je pire
Qu' un' poupée de salron
Je vois la vie em rose bonbon
Poupée de cir', poupée de son

↓はフランス・ギャルの『夢みるシャンソン人形』 YOUTUBEより




また、この曲の日本語によるヴァージョンもリリースされてこちらも大ヒットとなりました。



この33回転のEP盤は、A面にフランス語と日本語の二曲、B面には彼女と恋の噂があったクロード・フランソワの
『ドナ・ドナ・ドーナ』が収録されていて話題になりました。残念ながら二人は1967年に破局したそうです。

↓はフランス・ギャルの『夢みるシャンソン人形』日本語盤 YOUTUBEより





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