1961年7月にはこんな曲が流行していました。
①栄光への脱出 パット・ブーン
②カレンダー・ガール ニール・セダカ
②黒い傷あとのブルース アンリ・ド・パリ楽団
④峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
④太陽がいっぱい サウンドトラック
⑥悲しき少年兵 ジョニー・ディアフィールド
⑦荒野の七人 アル・カイオラ楽団
⑦ボーイ・ハント コニー・フランシス
⑨サレンダー エルヴィス・プレスリー
⑩スクスク (カテリーナ・ヴァレンテ)
⑩アラスカ魂 ジョニー・ホートン
⑩小さい悪魔 ニール・セダカ
⑬禁じられた恋のボレロ ファルー
⑬コーヒー・ルンバ ウーゴ・ブランコ楽団
⑬欲望のブルース ベルト・ケンプフェルト楽団
インデアン・ハープを駆使した『コーヒー・ルンバ』が初登場しました。当初は『蘭の花』のB面として発売されたものです。
これまでのインデアン・ハープを使った音楽と言えば、ディグノ・ガルシアやキンピン・イララの『カスカーダ (滝) 』があった
程度でしたがウーゴ・ブランコによって一気にメジャーな楽器になりました。
ウーゴ・ブランコはこの後も『鍛冶屋のルンバ』『かえるのルンバ』などを発表しますが、個人的には『悲しきルンバ』や
『ベネズエラの夜』がお気に入りです。
↓はウーゴ・ブランコ楽団の『コーヒー・ルンバ』 YOUTUBEより
10位にはピンピンとアル・ヴェルレーヌ楽団の『スクスク』が入りました。
この曲は他にもニーナとフレデリック、カテリーナ・ヴァレンテなどのレコードも出ましたが
さほどのヒットにはなりませんでした。
残念ながらピンピンとアル・ヴェルレーヌ楽団のYOUTUBEの動画は削除されていますので
リンクはカテリーナ・ヴァレンテにしておきます。
ベストテン入りはしませんでしたが、アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズの映画主題歌
『危険な関係のブルース』やポール・アンカの『僕の恋物語』、ウーゴ・ブランコ楽団の『蘭の花』
などもこの頃のヒット曲でした。
と思っていましたが1961年
ですか!。
ジョニー・ホートン、確か35
歳の若さで亡くなりましたが
遺作の曲ですね。
カントリーシンガーの代表的な
ハンク・ウィリアムスもそうでした。
ハンク・ウィリアムスの未亡人は
後日ジョニー・ホートンと再婚し、またもや
ご主人を交通事故で…
何か因縁めいたものを感じたものでした。