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『真夜中のカーボーイ』 Midnight Cowboy (米) 1969年制作
監督 ジョン・シュレシンガー
音楽 ジョン・バリー
主演 ラッツォ … ダスティン・ホフマン
ジョー・バック … ジョン・ボイド
キャス … シルヴィア・ミルズ
主題歌 『真夜中のカーボーイ』 ( Midnight Cowboy ) 演奏・サウンド・トラック
ジェームズ・L・ハーリヒーの小説で、大都会の暗闇から抜け出そうとあがく若者を英国風のリアリズムタッチで描いた作品。
テキサスのジョーはカウボーイ姿の野性的魅力で富と栄光を手にしようとニューヨークにやって来た。しかし憧れの大都会は
孤独と虚飾に満ちていて大きく失望する。ジョーは足が不自由で肺に病を持つ薄汚い万引き男のラッツォと肌を寄り添うよう
な生活に落ちていく。二人はこのどす黒い底辺の生活から抜け出してフロリダに行くことを夢見た。ジョーは必死で金を稼ぎ、
ようやく二人はフロリダ行のバスに乗り込んだ。しかし、ラッツォは夢のフロリダに着く前にジョーに見守られながら息絶える。
ハーモニカ・ソロをフィーチャーした主題歌の『真夜中のカーボーイ』はジョン・バリーの作曲によるもので、サウンドトラック
の演奏も彼の楽団によるものです。また、映画ではフレッド・ニール作詞・作曲の『Everybody's Talkin'』をハリー・ニルソン
が唄ったり、エレファンツ・メモリーが演奏する『Jungle Gym at The Zoo』など多数の楽曲が挿入されていました。
↓はサウンド・トラックの『真夜中のカーボーイ』 YOUTUBEより
この監督の表記、現在ではシュレシンジャーとなっているようですね。
『或る種の愛情』は冷たいリアリズムで見ごたえのある映画でした。