『悲しき少年兵』 ジョニー・ディアフィールド
”Lonely Soldier Boy” Johnny Deerfield 【YOUTUBEより】
「旅の友・ポップス編」を締めくくるにあたり、私が最初にフルで覚えた思い入れの強い一曲を上げておきます。
高校生時代に何かあればいつもこの曲を唄っていましたので、ある意味私のテーマソングでもありました。
この曲は1959年にジャック・ローズが作詞しジョニー・ファリンが作曲したいわゆるロックン・ロールです。
唄っているジョニー・ディアフィールドは本国では全くの無名の歌手でしたが、当時タイトルを「悲しき○○」とすれば
必ずヒットするという波に乗り、また “Good-by my darling Good-by” のフレーズが大いに受けて爆発的なヒット曲に
なりました。
【今週のベストテン】においても1961年1月最終週に10位で初登場、その後11週連続ベストワンに輝き1961年7月3週
までの長期にわたってランクイン、同番組の年間3位となるメガヒットになりました。
歌詞の内容は、恋人を残して海兵隊に入った17歳になったばかりの少年兵がその任務に赴くが、恋人が心変わり
したのではないかとの不安に駆られ、その後除隊して港に戻ったが彼女の姿はなかった、という悲しい物語となっています。
A few manths back a young man
who had just reached sevnteen
Waved“Good-by”to the girl he loved
he had become a Marine
As he walk down the dock with his head up in the are
carrying his shoulders high
He head from the crowd a faint little wisper
“Good-by my darling Good-by”
この曲の出足はエディー・フィッシャーの『愛しのシンディ』によく似ていますね。