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映画音楽史(233) 『ほほにかかる涙』 1964年公開

2014-09-15 04:32:33 | 映画音楽



『ほほにかかる涙』 Una Lacrima sul Viso (伊) 1964年制作
監督 エットレ・M・フィザロッティ
音楽 ジャンニ・マルケッティ
主演 ボビー・トナー … ボビー・ソロ
    ルチア … ラウラ・エフリキアン
    テュディニ教授 … ニーノ・タラント
主題歌 『ほほにかかる涙』 ( Una Lacrima sul Viso ) 唄・ボビー・ソロ

カトリーヌ・スパーク作曲のサンレモ音楽祭入賞曲を題材にしたボビー・ソロ主演の青春音楽映画。
アメリカ育ちのイタリア人歌手のボビーがミラノでのレコーディングのついでに生まれ故郷のナポリに立ち寄る。ボビーは
父親の友人である音楽教授のテュディニ宅に宿泊するがそこの娘ルチアはボビーの大ファンで二人は親密になった。
しかし二人の間に小さなトラブルが続いていたとき、アメリカからボビーに帰国せよとの連絡が入る。ルチアがボビーとの
別れを惜しんで流す涙を見てボビーはルチアのために曲を作り、必ずルチアのもとに戻ると約束してアメリカに帰る。

主題歌の『ほほにかかる涙』はモゴール作詩、ルネーロ作曲ですが、作曲者のルネーロは女優カトリーヌ・スパーク
の別名です。映画ではボビーがピアノを弾きながらルチアに語るように唄っていました。

Da una lacrima sul viso
Ho capito molte cose
Dopo tanti e tanti mesi ora so
Cosa sono per te.

↓はボビー・ソロの『ほほにかかる涙』 YOUTUBEより





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2 コメント

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お早うございます (オンリー・ザ・ロンリー)
2014-09-15 06:19:44
この曲は無論知っていますが、映画があったとは
知りませんでした。
おまけにスパーク嬢が作曲したとは、知りません
でした。
up、ありがとうございます。
返信する
オンリー・ザ・ロンリーさんへ (CHOCHIN)
2014-09-16 09:29:56
おはようございます

確かに曲は大ヒットしましたが
映画の方はキャストが無名のため
殆ど話題になりませんでした。
公開時の客席もまばらでした。
スパーク嬢がヒロインなら
映画もヒットしていたかもしれません。
返信する