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『みじかくも美しく燃え』 Elvira Madigan (瑞) 1967年制作
監督 ボー・ウィーデルベルイ
音楽 ゲザ・アンダ
主演 エルヴィラ・マディガン … ピア・デゲルマルク
シクステン・スパーレ … トミー・ベルグレン
主題歌 『みじかくも美しく燃え』 ( Elvira Madigan ) 演奏・サウンド・トラック
シューベルイやベルイマン主流の神秘主義的作風に対峙してスエーデン映画のルネッサンスを試みた作品で、実話に
基づく悲恋物語をこれまでにない色彩の映像美とヌーヴェルヴァーグ的手法で描いた傑作。
スエーデンの片田舎の夏の日、妻子ある陸軍中尉のシクステンはサーカスの綱渡り芸人エルヴィラと出逢い恋に落ちる。
シクステンはこの愛を成就するには駆け落ちするしかないと決断し、エルヴィラの手を取って軍隊から脱走をはかった。
途中で彼の友人に戒められるがそれでも逃亡の旅を続ける。二人は深い愛を確かめ合うが仕事もなく資金も尽き果てた。
二人は静かな森に出かけて最後の晩餐を楽しむ。無心に蝶を追うエルヴィラ、そして銃声。さらにもう一発…
主題歌の『みじかくも美しく燃え』はモーツァルト作曲のピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K 467 第2楽章で、サウンド・トラック
はゲザ・アンダ指揮のオーケストラの演奏によるもので、映画では全編に流されていました。
他にもビヴァルディのバイオリン・コンチェルトや讃美歌なども効果的に使われています。
『みじかくも美しく燃え』のレコードとしてはイノック・ライトとライツブリゲード、ロジャー・ウィリアムスのピアノ、
カラベリ・グランド・オーケストラ、ポール・モーリア楽団などもリリースされています。
↓は『みじかくも美しく燃え』 YOUTUBEより
(演奏者は不明です)