最近パソコンで作成する文章に使うフォントにUDデジタル教科書体を使用しています。
これまで原稿などの依頼にフォントやポイント数などの指定がない場合は、丸ゴシック体や明朝体、教科書体などを使っていました。しかし、1年ほど前からUDデジタル教科書体を使用するようになりました。UDデジタル教科書体にはN―RやN-B、NK-Bなどがありますが、好みはN―Rです。見た目の印象が良かったので選びました。白内障の疑いがあると言われ、眼鏡を替えました。そのような私の眼にとって見た目の印象だけでなく、実際に見やすかったのかもしれません。
現在、私が使っているフォントUDデジタル教科書体N―Rがどのようにしてつくられたのか、最近分かりました。ロービジョン(弱視)やディスクレア(読み書き障害)の子どもたちの学習に対応できるようにと、教育現場の要望に応えて開発されたのだそうです。具体的には、書き方の方向や点・払いの形状を保ちながらも、太さの強弱をおさえて読みやすくしているのだそうです。私が直感的にいいなと思った理由はこの辺にあるのかもしれません。
誰に読んでいただいているのかわからない文章です。眼に障がいをもつ方が読んでいるかもしれません。自分の好みではなく、読んでくださっている方の為にもフォントに気を付けなければならないと反省しました。
最近は作成した研究紀要もこのフォントを使い、ポイントとの大きさを14にしました。大変読みやすいと好評です。
(このブログではそのフォントが使えないようです。)
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