私設中禅寺研究所第1分室

大層な名前ですが、最近ド忘れが増えて、
忘備録代わりにつけてます。
昔はこんなことなかったのに。

さらばシベリア鉄道について

2014-01-05 | Weblog
2013年12月30日亡くなった作曲家大瀧詠一氏に充てた作詞家松本隆氏の追悼辞ツイートをニュースで見た。
12月に旅立った友人に、両者の代表作のひとつ「さらばシベリア鉄道」の歌詞をなぞらえたものだ。
なんとも美しく上手い。

さらばシベリア鉄道/大瀧詠一


まぁそれはさて置き、この「さらばシベリア鉄道」。
太田裕美が歌った後に大瀧詠一がセルフカバーして歌っているが、
個人的には太田裕美の歌ったモノが印象深い。
というのも最初に聞いたモノがオリジナルとして強く意識されるのと、
歌詞の内容が男女の往復書簡的で、
あの「木綿のハンカチーフ」を想起させるのだ。
田舎から都会へ出て行った彼と故郷で待ち続ける彼女のすれ違いストーリーのアレね。
加えて鼻濁音の発音の美しさ。
これはもちろん個人の好みが大きいものなのだが、如何だろう。
今宵youtubeで聴き比べてみるのも良いかもしれない。

太田裕美ーさらばシベリア鉄道


ところで歌詞をよくよく読むと煮え切らない彼に愛想を尽かした彼女がシベリア鉄道に乗ってモスクワへ向かうという話。
こういう掛け合いっていうのはありだなあ。

さらばシベリア鉄道~カバーありがとう2011♪~
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