私設中禅寺研究所第1分室

大層な名前ですが、最近ド忘れが増えて、
忘備録代わりにつけてます。
昔はこんなことなかったのに。

♪オリコンランキング1位になりました!(うそ)

2011-05-05 | Weblog
最近AMEMIYAという芸人に大いにはまっている。ついCDまで購入してしまう程だ。
(真心ブラザース、桜井秀俊プロデュースということだ)
ひとことで言えば、ミュージシャン崩れがコミックソングを歌う系で、成功した例で言えば嘉門達夫などに近いだろうか。
ギター侍、ムーディ勝山などは一発屋として認知されてもいる。


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この彼の場合、流石に元ミュージシャン?だけあって歌はうまいです。
昭和歌謡的な懐かしい曲に乗せて、街中の張り紙より、その背景にある転落人生を妄想して唄うというスタイル。
みのもんた愛の貧乏脱出大作戦もびっくりで、なんか随所にツッコミ入れたくてウズウズします。
しかもネタ番組で、ツッコミを聴きながらのショートバージョンは笑えるけれども
CDのフルコーラスバージョンは、痛さが倍増していて辛いと思える部分も無いではない。
冗談として笑えるうちはいいが、もし実話だったらと思うと恐ろしくなるようなブラックな部分が垣間見える。
この時期に万が一、被災者のネタとかやったら、社会から抹殺されそうだけど。


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このようなネタなので、世の中には笑えない人や軽蔑する人も多いだろうとも思う。
しかし、人間の本性というか本質的には、他人の不幸をみて、大丈夫ですかと心配する素振りを見せながらも
実は、自分でなくて良かったと胸を撫で下ろし、あまつさえ井戸端会議のネタや酒のつまみにして笑い転げるような所があるのだ。
もし、これを聴いてけしからんと怒る者がいたら、きっとその人は、人の本性を理解していないか、或いは覆い隠していしまいたいのだろう。

めくら、つんぼ、などという言葉は、差別用語として近年この日本から消去された名称であるが、
現実に、人の心から差別が無くなった訳ではなく潜っているだけである。
自身の本性の汚さに目を反らさない覚悟をもつべし。人とは利己的で滑稽な生き物である。強かでしぶとい人間に乾杯!
と、この曲からそんな事を考えてみた。


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