ちーちゃんままの四方山話

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『食堂かたつむり』

2008年06月02日 | 
食堂かたつむり
小川 糸
ポプラ社

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気になる本は、いつも図書館に予約する・・・
そして、忘れた頃にやってくる。

今日も待ちに待ってた本が、私の手元に。

小川糸さんの「食堂かたつむり」題名からして、なんだか興味をそそられる・・・
この本はブログのお友達ジョルジュさん、お薦め本だった。

ページをめくっていくと、止まらなくなってしまう・・・
小川糸さんワールドにすっかりはまってしまう。
楽しい本は、ゆっくり味わいたいが、いっきに一日で読んでしまった。

小川糸さんって、何者?作家?それとも料理人?

料理を作るのが好きな人はもちろん、美味しいものを食べるのが大好きな人も
はまっちゃうはず・・・

そして、ほろりと泣かしてもくれる。

スープがす~っとお腹にしみこむように、文章も入りやすく読みやすい。

心温まる本を、求めている方にはお薦めの一冊です。

「食べること」「料理すること」毎日繰り返している営みだけど、
心のこもった料理は、こんなにも人を幸せにできるのかと実感。
素材そのものにも感謝しながら,素材を生かしてあげる。
料理の真髄を、気づかせてくれるようなお話でした。


ブックレビューを読むと、賛否両論でそういう捉え方もあるのね・・・
と思ったけど、そういう意見は後回しにしてほんのひと時、
「食堂かたつむり」の世界に入ってみてほしいです。