ようやく緊急事態宣言が解除されて、昨日から小・中学校も分散登校が始まりました
5月中は各学年とも2回だけの登校になり
本格的な登校まで少しずつ慣らし通学になる様子です
登校して先生や友達に会えたせいか、少し明るい表情の子供たち
たった数時間でも、やはり学校は子供たちの生活の場ですもんね
いつもなら春の日差しの中、毎日の登下校や外遊びで
この時期にはすでに日焼けしている子供たちが
今年は色白で少しプックリしている様子が画面越しでも伝わり
家の中で我慢しつつ籠っているんだなぁ。。。って思うと
何だか、悲しくなっちゃうこともありました
ワクチンや治療薬が出来るまで、コロナ前の日常に戻れるには まだまだ遠いでしょうが
少しでも子供たちが元気に活発に学校生活が過ごせる事を願いたいです
3月にオンラインレッスンの準備を始めて、希望者のみになりましたが
4月・5月の2か月間のオンラインレッスンの中で
生徒たちは色々な事を体験して来ました
楽譜にチェックを入れたり、練習のポイントを書き込む事
小さな画面を通して、指の動きや手の形を見て真似をして
音が切れたり、画面が固まったりする中で、一生懸命集中している姿
この2ヵ月で、みんなすごく成長しています
リアルレッスンに劣らないレッスンが出来るように
少しでもリアルレッスンに近づく成果が上げられるように
生徒たちの頑張りに負けないように。。。。 と 私も必死でした
オンラインレッスンに参加していた生徒は半分ほどでしたが
仕事に費やしていた時間は、通常と変わらなかったように思います
でもスゴク嬉しい事に、ピアノのレッスンはもちろん
グループレッスンで今回目標にしていた事が、予想以上の成果になった事
低学年の生徒には、自分の中にある音楽を楽譜に出来る ように
高学年の生徒には、中学校での実音テストの準備も兼ねて
聴き取る力と聴き分ける力を付けること を目標に
毎回 指導案や資料を作成しながら、週一回のグループレッスンをしていました
特に低学年のグループでは、最初はコロナ騒動の思い出の一つとして
みんなで一緒に少しずつメロディを作って一曲の曲を作り
生徒たちが作ったメロディに、私が伴奏を付けて仕上げる予定だったのですが
1人1人がとても自由に次々とメロディやリズムを作り、ふたを開ければ
生徒たちが一曲ずつ自分の曲を作ってくれました
その中で コロナに負けない っていう曲を作ってくれた K ちゃん
今日のブログのトップにアップしている楽譜が K ちゃんの自筆譜です
指の番号も自分で考えて書き込んでます
2か所ほど、書き方が違っているところもありますが
このメロディをフィナーレで清書して、大譜表にして K ちゃんに送り
左手の伴奏を自分で今週考える事になってます
他の生徒たちにも、同じように大譜表にして伴奏付けを指導して
全員が両手で弾けるような16小節以上の曲を自分の力で仕上げられそうです
高学年の生徒たちも、機器を通している上、途切れちゃうこともある中で
私が思っている以上に聴き取れる力があってスイスイ進み
聴音だけでなく、音楽の形式を勉強する時間も取れました
コロナに負けず、成長をしている生徒たちに元気づけられて
このコロナ騒動で、嬉しい事に 私は10歳若返ったかも。。。 うふふっ
みんな、ありがとうね