
恥ずかしがり屋さんで、教室へ来てもレッスン室に前の人がいると
ドアを開けて入って来る事も恥ずかしく外で待っているし、学校でも
「 手を上げて発表するなんて絶対に無理ぃ~

っていうEくん
そんなEくんですが、レッスンの様子を動画撮影するのは

これまでも撮影したら、ご家族だけで楽しんで頂くようにしていました

それが最近、気持ちが変わったようで
「 ぼくの動画もyoutubeに出して

って言ってくれたのです

どういう心境の変化があったのかは解らないのですが、人前でお喋りが出来ず
前の人がいなくなってからでないとお部屋にも入れないEくんが
ピアノを弾く姿を他の人に見せても大丈夫

っていう気持ちの変化に、驚きと共に嬉しさを感じたクララです

ピアノを弾くことが自己表現への一歩になったのだと思うと
ピアノや音楽が好きになってくれて良かったと。。。( ^)o(^ )
Eくんが今回、公開して良いよって言ってくれた動画は
夏の終わりと秋に撮影したものですが
決して上手に曲を弾いているっていう動画ではなくて
どちらかと言えば、ピアノを弾くのに苦労している動画なんです
手や指に力が入りガチガチで手首も下がっちゃって
手首を上下に振りながら、弾き辛そうにピアノと格闘している姿で
そのフォームを直そうと
グーの手をふわぁ~っと開いて フォームを作ったら手の甲へ5円玉を乗せて
「 小さな音でも良いから、そっと指先で鍵盤を沈めるようにして5円玉を落とさずに弾いてみよう

っていうゲームをしている動画で
5円玉を乗せた手は手首の振れが止まり、手首の高さもキープ出来て
音は小さくても何とか指の力でピアノを弾き
左手の4指と5指は、かわいそうなくらいギシギシでしたが
手の甲の上の5円玉も最後まで落とさずに弾けた姿と
2ヶ月後の五円玉を乗せなくても少しフォームが整ってきた動画です

Eくんにとっては、辛いこともあったと思うのですが
力が抜けて弾きやすくなったり、少しでも出来るようになったことが
嬉しかったり誇らしかったり、良い気分になったからこそ
この動画を公開して欲しいって言えたのかな。。。

ピアノを弾く手指のフォームがあまり苦労なく作れる子供たちもいれば
少し不器用で手指の関節が固く苦労するお子様もいます

でも誰にでも得手不得手はあるので、一喜一憂しないで
少しでも楽しみながら出来なかった事が出来るようになった達成感や
自己肯定感を感じる経験をたくさんさせてあげたいと思います

これからも一歩一歩、前に向かって一緒に歩いて行こうね

5円玉で手のフォームをなおしちゃおう!!
★育脳ピアノ♪レッスンの教科書認定ピアノ教室★


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