幼稚園での音楽指導も今年度で5年目になりました
最近の幼稚園では、年中児や年少児からピアニカの指導がありますが
私が指導へ伺っている幼稚園では、年長児になって初めてピアニカを学びます
年長児さんたちの演奏する姿を見て、合奏するピアニカの音を聴いて
興味や憧れを持ちながら 年少・年中時代の2年間を過ごし
「 やっとピアニカが吹ける 」
と 期待に胸膨らませて、ヤル気満々でレッスンを受けるせいか
この1年間で、小学校1年生レベル以上の力を身に付けて卒園していきます
そしてもう一つ 素晴らしいと思うのは、子供たちの持つピアニカです
たった一年間の使用になりますが、幼稚園児が持つには大きすぎて扱いにくい
小学校で使用するピアニカより、一回り小ぶりのピアニカを購入します
ですから 低音域から高音域まで、自由自在に指を動かせることが可能なのです
また園には、ソプラノピアニカも準備されているので
リズムの会や生活発表会では、自分たちの持っているアルトピアニカより
一オクターブ高いソプラノピアニカの音にも、園児全員が体験できます
「 子供たちの目線で、子供たちに寄り添った指導をして下さい 」
初年度の面接時に、園長先生から伺った園の教育方針に
ビビビッ と 反応して
「 私も同じ気持ちです 」
と 初めての経験に不安がいっぱいの中、二つ返事でお引き受けしたのが5年前です
今年の年長児は、これまでで一番多い85名になりますが
初回の今日のレッスンでも、子供たちの目の輝きと集中力に圧倒されて
とても充実したレッスンになりました
85名もいると一人や二人は、ふらふらしている子がいてもおかしくないと思うのですが
最後までしっかり、今日のレッスンを受けた子供たちです
今年も期待以上の演奏を聴かせてくれるのではないか。。。
今からと~っても楽しみなクララです
子供たちの目の輝きが変わらないレッスンが出来るよう、頑張ります