今回はNIKON D810とSIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMについてのレポートです。
シグマの50mm/F1.4はArtが発売になっていますが、このレンズはその前もモデルです。
っといってもArtシリーズではなく、通常のラインナップモデルとなります。
最近の大口径標準レンズはシグマの他に、ニコンのAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、そしてツァイスのOtus 1.4/55などがありますね。
いずれも高価で一般ユーザーはとても手が出せません。
そんな訳で、私が持っている廉価盤レンズのサンプルを紹介させていただくとします。(笑)
検討している方の参考になると幸いです。
さっそく見てみましょう!
2/3段絞り(F1.8)の1枚目
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/100sec ISO-280 -2.0EV
2/3段絞りの2枚目
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/100sec ISO-90 -2.0EV
いずれも同じような露出ですね。
絞り優先AEの2/3段絞りでマイナス補正していますがコントラストも高くボケもキレイ。
レタッチにて彩度を落としていますが明暗のコントラストの高さは十分です。
次は...
3段絞り(F4)
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/4.0 1/100sec ISO-3200 -2.0EV
さすがに絞り解放でのピントは甘いですが絞れは切れ味が出てきます。
でもこのサンプルではF4まで絞っていますが周辺部は像が流れていてまだ甘いカンジですね。
続いて...
5段絞り(F8)
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/8.0 1/100sec ISO-3600 -2.7EV
ここまで絞ると周辺部までシャキッとしてきます。
ピントは二眼レフの辺りに合わせています。
ただし暗所がゆえにシャッター速度が落ちがちですが高感度にして対応。
D810はD800系よりも画像処理能力に長けているのとセンサーのマイクロオンチップレンズの集光量が2/3段ほど向上しているようで高感度に強くなっています。
撮影感度をISO-3600に上げても十分な画質が確保されているのです。
いずれも近接撮影ものばかりなのでサンプルとしては今一つですかね・・・(笑)
最後は...
DXクロップ(75mm相当)の1枚目
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/160sec ISO-64 -2.0EV (DX Crop)
DXクロップの2枚目
NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/160sec ISO-1000 -2.0EV (DX Crop)
APS-C相当の画角にて撮影。
レンズの中心部を使用しているので画質が安定しています。
2枚目はISO感度が上がっていますが解像度も十分に安定しています。
ただ、光源による玉ボケに関していえばレンズの研磨なのか分かりませんがエッジが立ってしまってうるさくなっているのが気になりますね。
この辺は高価なレンズに軍配が上がるのでしょう。
総合してみると、前玉は大きさからすると85/1.4じゃ?と思えるようなデカさ。
重量も通常の標準レンズよりも重いです。
逆光耐性はあまりないので強い光源がレンズに入るとフレアが出てコントラストも低下してしまいますね。
絞りを開け気味すると色収差が目立ちますが絞っていけば安定します。
AFは超音波モーターが採用されていて滑らかで高速。
APS-C機ではポートレート用としてもちょうどよい焦点距離になるのでオススメではないでしょうか。
中古品なら更に安く手に入れられますね。
D810クラスのボディとのバランスは良いですが小型の一眼レフの場合は頭でっかちになってしまうでしょう。
また、DXクロップすると75mm相当、しかも視野角100%以上になるのでフレーミングの際の勝手も良いです。
クロップしても1500万画素あるのでプリントも十分。
しかもレンズの中心部が使えるので見かけ上、画質はフルサイズよりも良く見えるのも利点ですかね。
個人的にはちょっと線が太いかなとは思いますがD810などの高画素機でも十分耐えられるレンズでしょう。
安価ではありますが、買って損はないレンズです。
中古でも程度の良いものですとお得感は更に倍増。
単焦点であるがゆえ「自分の足を使って撮影する」レンズですので写真を勉強する方にもオススメです。
昨日は近所で開催されていたコスモスまつりに行ってまいりました。
14時過ぎに行ったのですがイベントは既に終わり、会場は撤収モード。
午前中は晴れていた天気も曇りがちに変わってしまい、絵的には少々条件が悪くなってしまいました。
とは言え、コスモス摘み放題だったので子供たちは大はしゃぎ!
タイトル:お花がたくさん
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II / f/3.5 1/200sec ISO-400 +1.7 EV 200mm
光が足りず、絞り優先AFでしたが露出を+1.7に補正。
トーンカーブで明るさをさらに持ち上げ、フォーカスを調整してファンタジックにしてみました。
下の娘に花を摘んで髪に付けてあげました。
頭にもお花、手にもお花。
よく見るとパーカーにもお花。(笑)
夢中になってかわいいお花を探し回ります。
ひとしきり摘みおわったようなので声をかけポージング。
タイトル:「たくさん摘んだよ~」
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II / f/2.8 1/200sec ISO-110 +1.0 EV 200mm
おまつり開催中は花畑には入れないのですが、最終日に行くと中に入り放題摘み放題でちょっと得した気分になりました。
これで柔らかな日差しがあれば最高のシチュエーションだったんですけどね・・・
うまくいかないもんです。
でも与えられた条件の中でどうやって撮るか、ウデの見せ所です。
なんて分かったような口きいていますが機材負けは否めません・・・(泣)
やはりセンスが無いのでしょう・・・
センスが無い分、子供の笑顔に助けられております。(笑)
※諸事情により写真は元画を3%に縮小しています。
9月中は出張でベトナムに行っていました。
ホーチミン市内に滞在していたのですが、ふと入ってみた焼肉屋がカエルを提供していたので思わず注文。
これがカエル盛り。メニューにはFROGと書いてありました。 そのままですね・・・ 何カエルは不明です。
RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/2.8 1/30 ISO-3200 0EV
(注)グロっぽいのでモノクロ変換しています。
ん~・・・初めて食べましたがウワサ通り鳥のササミ味ですね。
特にカエルの後足に骨が付いたままなのでまさに鶏ももっぽいです。
意識して食べなければフツーです。
でも、もも以外の部位についてはビミョーです・・・っていうかヤバイカンジなので勇気を持って食べましょう。
それとこのお店には置いてありませんでしたが犬さんを提供しているお店もあるようです。
野良犬君はお友達が食べられたことを臭いでわかるようです。
滞在中、市内をぶらぶらしていたら野良犬君に吠えまくられてしまいました。
私は食べた記憶がないのですが・・・もしかして・・・あの時のあの肉だったのか・・・・?!
エビ串や豚など通常の定番メニューもたくさんありました。
RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/2.8 1/20 ISO-3200 0EV
炭火で煙モクモク、炎ボーボー! お店のあちらこちらでテーブル火災が発生しています。
屋外なので当然自然換気。
でも風向きによったら体が燻製になるので注意!
もし行かれる場合はスーツは避けた方がいいですね。
それとベトナムで有名なビールがタイガービールです。
他にもサイゴンビールやアサヒビールもあります。
缶ビールなら日本円で60円前後!
安いです!
日本製ビールは数倍するので飲みませんでしたが現地のビールもとても美味しかったですよ。
ちなみに冷やしているお店と常温のお店があるので注意。
常温の場合はグラスに注いで氷塊を入れる習慣があるようでビツクリです。
バイクで商品を運搬する様子。
RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/4.5 1/1000 ISO-320 0EV
ベトナムはバイク社会です。
何でもかんでもバイク。
恐らくこれは雑貨店にお菓子類を納品する途中かと思われます。
ちなみにこのお菓子、その名も「Oishi」です。
コンビニなどで普通に置いてあります。
やはり味はオイシイですね。
カ○ビーのかっぱえびせんモドキもあります。
バイク系のオモシロ写真はこの他にもたくさん撮影しましたのでまたの機会で紹介させていただきたいと思います。
*GR BLOGのトラックバック企画「食」に参加させていただいております。
※締切後となってしまい残念です・・・
遅ればせながら10月8日(水)の夕刻より観られた皆既月食の写真を掲載させていただきます。
私の地域(関東)では撮影時間中、雲は少なく好条件、おおよそ5分間隔で撮影したものを連続写真にしてみました。
JPEGオンリーで撮影したのでホワイトバランスが今一つでしたが調整により実際の状態に近づけてみたつもりです。
最初は地平線近くなので赤みを帯びていましたが、高くなるにつれモノクロ色が変化していきます。
最大に欠けた後は再び赤みを帯びて、みたらし団子みたいな妖しい色になっていました。
18時ころから20時50分ころまでの月の満ち欠けの様子
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II x AF-S Teleconverter TC-20E II / f/11 1/2sec ISO-1600 Manual AE 400mm
※写真はイメージです。実際の時間経過による月の位置は異なります。 露出は代表的なものを表示、実際は撮影都度、変化させています。
撮影方法はD810を三脚固定し電子先幕シャッターで撮影しています。
レンズは70-200mmのズームレンズにx2.0のテレコンをかませて400mmにしています。
合成F値が2段落ちの5.6まで暗くなりますがいたし方ありません。(やはりII型は画質劣化が顕著です)
露出はマニュアル、ピントはライブビューで拡大表示して合わせてました。
ホントはマイクロ・フォーサーズ機にマウントアダプタを付けて800mm相当にしようかと思ったのですがブレが怖かったのでD810にした次第です。
それとフルフレーム機の400mm、3,600万画素とマイクロフォーサーズ機の800mm、1,600万画素を比較した場合、画素数的にもD810が有利だったということもあります。
やはり地味な機能ながら恩恵を受けたのはニコンDSLR製品では初の「電子先幕シャッター」ですね。
リモートコードを使ってシャッターを切ったのですが一度押すとシャッター幕が上がり(ミラーアップ撮影の場合のみ、ライブビューはこの限りではありません)、もう一度押すと「ピッ」と電子音が鳴って露出開始です。
今回はバルブ撮影でないので、のちに自動的にシャッター幕が閉じて撮影完了となります。
静物に対してとても有効な撮影方法です。(月は意外と逃げるのが速いですが・・・)
D800よりライブビューの拡大表示方法が改善されたのでとても見やすいのですが、月の場合、ピントのピークが分かりづらかったです。
しかも老眼も入ってきているので余計にそう感じたのかもしれません(笑)。
・・・私の目はだんだん中古レンズ品に近くなってしまいました(汗)。
秋を通り越して雪の便りが聞かれる季節になってしまいました。
遅ればせながら今年の夏に沖縄旅行の時の写真を掲載させていただきます。(大汗)
ホテルから東シナ海を臨む。
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/11 1/800sec ISO-560 0EV 120mm
4年前に行ったときにはグリーフラッシュが見られたので今回も期待していたのですがダメでした。
前回はスコールが去った後に見られたので、そのような条件の時が見られる確率が高いのかもしれません。
えっ?証拠に前回のグリーンフラッシュの写真を見せろって?
・・・残念ながら渚のBBQパーティの真っ最中、焼肉を焼くのに忙しくて写真は撮っていません・・・
今でも悔やまれるエピソードです。
物陰から東シナ海を臨む。
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/5.6 1/800sec ISO-160 +0.3 EV 120mm
目の保養にお使いください。
縦バージョンのみを用意しました。
f/5.6までしか絞っておらず、しかもお尻にピントを合わせてしまいました。(汗汗)
f/11まで絞らねばならないシーンでしたね。(大汗)
(注)盗撮ではありません。
以下はリゾートプールの水面を写したものです。
スマホの待ち受けにお使いください。
縦横バージョンを用意しました。
ポートレートバージョン
ランドスケープバージョン