ここ関東地方は高気圧に覆われ、私の地域では雨一滴も降りません。
打ち水すれどすぐ蒸発。
気化熱効果で涼しくなると思いきや余計に蒸し暑くなったり・・・焼け石に水っす。
そんなワケで、このくっそ暑い中みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回は蒸し暑く雲ひとつない真夏の夕刻。
まさにマジック・アワーが訪れようとする時間帯での写真です。
分刻み、いや秒刻みで刻々と変化する様は暑さを忘れてしまうくらい美しい光景に出合うことができます。
RICOH GR 18.3mm F2.8 f/3.5 1/750 ISO-320 0EV
西側の空から伸び~る一筋の光。
キレイですね。
カバンからとっさにカメラを取り出し若干慎重にフレーミングして一枚。
このようなシーンはフレーミングしている間に変化してしまうのでとっさの場合はちょっとキツいですね。
でもそこはGR君。
ごそごそとカバンから取り出し3秒経過。
取り出しながら電源ボタンを押し1秒で起動。
フレーミングに2秒。
撮影まで6秒ほど。
ベルトに引っ掛けていれば3秒で撮影できたはずです。
あっ!と思ったときに対応してくれるGR君はスゴイです。
一眼レフではこうはいきませんね。
そんなことはされ置き、後で写真を拡大してみると・・・
(クリックで等倍表示できます)
あれ?雲ひとつないと言っておきながら太陽の手前に雲が・・・
そうです、雲の合間から光芒が。
うまい具合に雲の切れ間がレンズ効果となって拡散せず、直進性のある光を放っています。
RICOH GR 18.3mm F2.8 f/2.8 1/320 ISO-100 0EV
そして向きを変えて東側の空も一枚。
右上(西)から左下(東)に一筋の光芒がくっきりと現れています。
28mm相当の画角でも1フレームに全てを収めることはできませんね。
こんな時はRICOH THETA(360°全天球イメージ撮影ができるカメラ)があれば良かったと思います。
フレーミングを気にせずウルトラマンの変身用スティックのように構えれば撮影できてしまいますね。
この2枚の写真の間は8秒。
この数十秒後には光芒は消え、普通の夕焼けになってしまいました。
虹などもそうですが、一瞬を目に焼き付けて記憶で人に美しさを伝えるか、写真に収めて人に伝えるか。
この違いは大きいですね。
今ではスマホがあるのでそういった一瞬の素晴らしいシーンを収めて即時に拡散できる機会が増えました。
まさに「一億総報道陣」時代。
残念ながら私の初代GR君にはネット機能が付いていないのでタイムラグが激しいですが・・・
旬なネタは鮮度が落ちないうちに公開したいものです(汗)
*GR BLOG 8月のトラックバック企画「GR」に参加させていただいております。
今年は娘の753の年。
先日、某写真館に記念写真の前撮りに行ってきました。
スタジオの中と屋外での撮影をしてもらいましたが中はエアコン効きすぎで寒いし、外は5月なのに晴れてて暑いし・・・娘も大変だったようです...
この写真館はちょっと金額的に高いですが記念撮影用のスタジオの留まらず、和風・洋風といったスタジオも完備していてバリエーションに富んだ撮影が可能となっています。
それに光が良くコントロールされていてなかなかお金がかかっていますね。
まぁ金額が高いのもうなずけますが・・・
それにしても、高くてあまり枚数を買えないのにカメラマンさんにたくさんのショットを撮ってもらったので後で選ぶのが大変です(汗)
ドレスでの撮影のあと、待望のスナップタイム!
写真館の屋外で撮影させてもらいました。
プライベートな写真なのであまりお見せはできませんが・・・
NIKON D810 / NIKON AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II / 200mm f2.8 1/400sec ISO-160 +1.3EV
って、おぃ! どアップかよ!
(見出し画像のトリミングです)
ん~・・・どうせなら局所的な画の方がインパクトがありますね。
200mmで絞り解放、3,600万画素での100%切り出しです。(クリックして等倍表示)
さすがに高画素機はスゴイですね~
等倍プリントなんてしないのに過剰な画素数・・・
豚に真珠、馬の耳に念仏、兎に祭文、猫にこんばんわ・・・
ん?違うか、宝の持ち腐れか。
でもこれを機に印刷屋に注文してみようかしら・・・
今回はRAWで撮影して現像した後、Capture NX2でレタッチです。
明瞭度(D810からの機能)を多少あげてシャープネスを小さじ少々、彩度を落としてソフトフォーカスで仕上げ。(最近、私のお気に入りの調理法です(笑))
あっ、露出モードは絞り優先AEでしたが測光モードがスポットになっていて気づかずに撮影してて+1.3まで露出補正しちゃったのはご愛嬌ということで・・・
大三元の200mm/2.8だけどさすがに3,600万画素だとレンズの粗さ(この場合、ピントの甘さと解放値による描写の甘さ)が気になります。
(まぁ手持ちだったしAF-Cで狙ったけど多少なりとも動いていますからね)
ふと思ったのですがオリンパスのm4/3レンズ、75mm/1.8が何気にすごいことに気づかされます。
換算150㎜という中望遠より長玉でF1.8の明るさを持っていますが、解放から甘さが全くありません。
ポートレートとして使うにも良い焦点距離だけどシャープ過ぎてレンズの粗ならぬ肌の粗が目立ってしまうという、それくらい恐ろしいレンズです。
名玉には違いありませんが。 (詳細は過去のブログ参照)
話題は逸れましたがポートレートとして使うにはニコンの200mmは絞り解放ではシャープ過ぎず、ちょうどいいってハナシです。
もちろん絞ればカリカリ描写が期待できます。(ブレなければ・・・)
まぁどうでもよい話しを長々としてしまいましたが、お化粧をしてもらい、ちょっとオトナっぽくなった娘。
きれいにメイクしてもらい口紅の味も覚え、ちょっと緊張気味の撮影だったけど笑顔の愛らしさは変わらず大きく成長してほすいものです。
北海道旭川市にある日本であまりにも有名な動物園・・・そう、旭山動物園に行ってまいりました。
機会があるたびに訪れて見ていますが、入場者の多さからみて、その勢い未だ衰えず、といったところでしょうか。
それに伴い、マナーが悪化しているように思われます。
少なからず園側では苦慮しているように見受けられました。
それはおいといて、今回は彼らの「視線」に注目してみました。
まず最初はチンパンジーの親子。
タイトル:あ~っ!はーと 💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-400 0EV 120mm
なんだ!視線なんかないぢゃないか!
おっと、いきなり手厳しい意見です。
でもよく見て下さい、フレームアウトしていますが母親のやさしい眼差しが見えるではありませんか!
えっ?! そんなもん見えねー。
まぁまぁそういわず、写真って写っていないものを想像することが大事なのですょ(汗汗汗汗汗)。
続きましてニホンザル婦人。
タイトル:アンニュイなアフタヌ~ン。
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/125sec ISO-120 -1.0EV 120mm
けだるい午後を感じさせる雰囲気のお猿さんです。
柔らかい日差しの中の退屈な午後。
「今日のお茶はアールグレイにしようかしら、いや今日はアッサムな気分ね」
どっちでもいいです。
けだるい午後、ミルクティであま~く決めるならアッサムがオススメですね。
でも手っ取り早く「午後○紅茶」でも構いません。
続きましてフクロウさん。
タイトル:お前はオレの獲物か?
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-180 -1.3EV 120mm
鋭い眼光を放つフクロウさん。
カメラを縦に構え、右半分の構図を作っている間、じっと待っていてくれました。
この表情、なかなかの役者ですね。
最後はオオワシさん。
タイトル:お前はオレのエサか?
NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/5.6 1/500sec ISO-180 -2.0EV 120mm
こんな目で睨まれたらちびってしまいます。
ぃゃ、ちょっとちびりながら撮影していました・・・
彼は決めポーズをたくさん持っているらしく、グラビア・アイドルのように常に自由に動いてくれていました。
残念ながら助手不在にてレフ板なしの撮影となってしまいました。
えっ?! もともと助手なんかいねーし。
まぁまぁそういわず、撮影ってその場のノリが大事なのですょ(汗汗汗汗汗汗汗汗汗)。
ここからはちょっとマジメな話題です。
今年の7月、アミメキリンのマリモさんが急死しました。
この写真は亡くなる一年ほど前の2013年10月に撮影したものです。
開園直後、朝日を受けながらシルエット撮影させていただきました。
10月とはいえ、北海道では気温も低く吐く息も白くなります。
タイトル:在りし日のマリモ
Panasonic DMC-GX7 x M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 / f/8 1/8,000sec ISO-200 -0.3EV 75mm
いろんなカットを撮影し、もぅいいかな?っと思ってその場を離れた途端、彼女が動き出しました。
撮影中は気が付かなかったのですが、私がカメラを構えている間、じっと動かずにいてくれたことに、そのとき気づきました。
彼女は私が何をしているのか理解していたのです。
さすがにカメラとか写真は理解できないと思いますが人間が何かを持って自分に何かをしている、ということは理解できていたのでしょう。
とても頭の良いキリンだったように思えます。
おなかの中には赤ちゃんも居たと聞きました。
マリモと今いるべき子供に会えなくなってしまって非常に残念です。
それ以上に飼育員さんが一番残念だったでしょうね・・・心中お察しします。
赤ちゃんと一緒に安らかに・・・
そして飼育員さん、これからも頑張ってください。