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GR|PENTAX RICOH IMAGING

2013-06-26 | RICOH GR

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 お久しぶりでございます。
カメラ設備で多少のエポックメイキングがあったもので記事を書かさせていただきたいと思います。

・・・それはそれは遡ること4年前、2009年7月。
オリンパスよりE-P1が発売された時期にRICOH GX200を所有していました。
マイクロ・フォーサーズの魅力に負けて発売直後にE-P1のレンズキットを購入。
そのレンズキット(28-84mm相当)とGX200(24-72mm相当)と多少かぶっていたことと、センサーの大きさによる写りの違いで、大きな設備にはなってしまいますがGX200を手放してしまいました。

その後はしばらくニコンD700(今も現役ですが)とオリンパスE-P1(今も現役ですが)のコンビで今日に至ってたワケです。
フルサイズの設備はかなり重いのでマイクロ・フォーサーズのみで出撃することもありますが比較的長い焦点距離のレンズで撮影するのは何となく信用が置けず、躊躇していた次第です。(実際300mm相当などの長玉は所有していませんが・・)

気が付くとD700のサブとして使っていたE-P1もほとんどのシーンでパナソニックLUMIX G 14mm/F2.5(28mm相当)のみとなっていました。
そうなると一眼レフのサブ機としては(過去の時代もそうだったようですが)28mm単焦点の小型機って意外と理にかなっているのではないか思います。

 シグマのDPシリーズやソニーRX1など、この場合は例外として扱わさせていただきますが大型センサーのコンデジで、ホントにコンデジ並み扱えるモノと言ったら私の場合はNIKON COOLPIX AかPENTAX RICOHのGRとなったワケです。

Aはニコンにとっては初号機・・・店頭でイジり倒しましたが色々な意味で「荒削り」です。
一方のGRは長年のノウハウと以前GX200を使っていたこともあり違和感はあまりありませんでした。

出てくる画はAの方が好みなのですが操作感やレスポンスはGR。
悩んだ挙句GRに軍配があがり、購入に至ったのです。(「GR」ってブランド力も手伝いましたが・・・^^;)

撮影する機会はまだ少ない状況ですがテスト撮りしていた感じ、扱いは難しいですね。
何せセンサーが大きくなった分、被写界深度が浅くなっている訳でGX200並みにスナップしていたらピンボケの量産機です。
露出モードのプログラムシフトはF4からなかなか動かず被写界深度が浅いまま撮影せざるを得ない状況。
かと言ってパンフォーカスで狙うとシャッタースピードが追い付かない場合もあったり・・・
スナップモードもあるようだけどホントにピントは大丈夫?・・・・

さすがにAPS-Cサイズは一眼レフ並みに気を遣いながらピント合わせをしなければならないようです。
もうコンデジのようにシャッターは切れませんね・・・コンデジなのに・・・^^;

出てくる画は可もなく不可も無いものです。
ウワサ通り、周辺の画質も安定していて、パンフォーカスで撮ったらコンデジと変わらないです。
でも色の諧調はとても豊富で小型センサーでは成し得ない画を出力してくれますね。
何より手に収まるサイズで高画質なのが最大に魅力ではないでしょうか。

コンデジなのにコンデジじゃない・・・かなり戸惑っていますが、使いこなせたら楽しいカメラになるでしょう。