~おっさん歩日記~

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視線 | asahiyama.ZOO

2014-10-30 | 写真

北海道旭川市にある日本であまりにも有名な動物園・・・そう、旭山動物園に行ってまいりました。

機会があるたびに訪れて見ていますが、入場者の多さからみて、その勢い未だ衰えず、といったところでしょうか。
それに伴い、マナーが悪化しているように思われます。

少なからず園側では苦慮しているように見受けられました。









それはおいといて、今回は彼らの「視線」に注目してみました。






まず最初はチンパンジーの親子。


タイトル:あ~っ!はーと 💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-400 0EV 120mm






なんだ!視線なんかないぢゃないか!



おっと、いきなり手厳しい意見です。

でもよく見て下さい、フレームアウトしていますが母親のやさしい眼差しが見えるではありませんか!




えっ?! そんなもん見えねー。




まぁまぁそういわず、写真って写っていないものを想像することが大事なのですょ(汗汗汗汗汗)。













続きましてニホンザル婦人。




タイトル:アンニュイなアフタヌ~ン。

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/125sec ISO-120 -1.0EV 120mm





けだるい午後を感じさせる雰囲気のお猿さんです。

柔らかい日差しの中の退屈な午後。
「今日のお茶はアールグレイにしようかしら、いや今日はアッサムな気分ね」


どっちでもいいです。
けだるい午後、ミルクティであま~く決めるならアッサムがオススメですね。
でも手っ取り早く「午後○紅茶」でも構いません。






続きましてフクロウさん。





タイトル:お前はオレの獲物か?

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/4 1/200sec ISO-180 -1.3EV 120mm




鋭い眼光を放つフクロウさん。
カメラを縦に構え、右半分の構図を作っている間、じっと待っていてくれました。
この表情、なかなかの役者ですね。







最後はオオワシさん。




タイトル:お前はオレのエサか?

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/5.6 1/500sec ISO-180 -2.0EV 120mm



こんな目で睨まれたらちびってしまいます。

ぃゃ、ちょっとちびりながら撮影していました・・・


彼は決めポーズをたくさん持っているらしく、グラビア・アイドルのように常に自由に動いてくれていました。
残念ながら助手不在にてレフ板なしの撮影となってしまいました。




えっ?! もともと助手なんかいねーし。

まぁまぁそういわず、撮影ってその場のノリが大事なのですょ(汗汗汗汗汗汗汗汗汗)。










ここからはちょっとマジメな話題です。









今年の7月、アミメキリンのマリモさんが急死しました。
この写真は亡くなる一年ほど前の2013年10月に撮影したものです。



開園直後、朝日を受けながらシルエット撮影させていただきました。

10月とはいえ、北海道では気温も低く吐く息も白くなります。





タイトル:在りし日のマリモ

Panasonic DMC-GX7 x M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 / f/8 1/8,000sec ISO-200 -0.3EV 75mm




いろんなカットを撮影し、もぅいいかな?っと思ってその場を離れた途端、彼女が動き出しました。

撮影中は気が付かなかったのですが、私がカメラを構えている間、じっと動かずにいてくれたことに、そのとき気づきました。


彼女は私が何をしているのか理解していたのです。
さすがにカメラとか写真は理解できないと思いますが人間が何かを持って自分に何かをしている、ということは理解できていたのでしょう。

とても頭の良いキリンだったように思えます。





おなかの中には赤ちゃんも居たと聞きました。

マリモと今いるべき子供に会えなくなってしまって非常に残念です。




それ以上に飼育員さんが一番残念だったでしょうね・・・心中お察しします。



赤ちゃんと一緒に安らかに・・・






そして飼育員さん、これからも頑張ってください。


焼肉 | 蛙の唄(ベトナム編)

2014-10-30 | NIKON D810

9月中は出張でベトナムに行っていました。

ホーチミン市内に滞在していたのですが、ふと入ってみた焼肉屋がカエルを提供していたので思わず注文。





これがカエル盛り。メニューにはFROGと書いてありました。 そのままですね・・・ 何カエルは不明です。

RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/2.8 1/30 ISO-3200 0EV
(注)グロっぽいのでモノクロ変換しています。


ん~・・・初めて食べましたがウワサ通り鳥のササミ味ですね。
特にカエルの後足に骨が付いたままなのでまさに鶏ももっぽいです。

意識して食べなければフツーです。

でも、もも以外の部位についてはビミョーです・・・っていうかヤバイカンジなので勇気を持って食べましょう。


それとこのお店には置いてありませんでしたが犬さんを提供しているお店もあるようです。

野良犬君はお友達が食べられたことを臭いでわかるようです。
滞在中、市内をぶらぶらしていたら野良犬君に吠えまくられてしまいました。

私は食べた記憶がないのですが・・・もしかして・・・あの時のあの肉だったのか・・・・?!








エビ串や豚など通常の定番メニューもたくさんありました。

RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/2.8 1/20 ISO-3200 0EV





炭火で煙モクモク、炎ボーボー! お店のあちらこちらでテーブル火災が発生しています。
屋外なので当然自然換気。
でも風向きによったら体が燻製になるので注意!

もし行かれる場合はスーツは避けた方がいいですね。




それとベトナムで有名なビールがタイガービールです。



他にもサイゴンビールやアサヒビールもあります。

缶ビールなら日本円で60円前後!
安いです!

日本製ビールは数倍するので飲みませんでしたが現地のビールもとても美味しかったですよ。
ちなみに冷やしているお店と常温のお店があるので注意。

常温の場合はグラスに注いで氷塊を入れる習慣があるようでビツクリです。







バイクで商品を運搬する様子。

RICOH GR 18.3mm F2.8 / f/4.5 1/1000 ISO-320 0EV



ベトナムはバイク社会です。
何でもかんでもバイク。

恐らくこれは雑貨店にお菓子類を納品する途中かと思われます。

ちなみにこのお菓子、その名も「Oishi」です。
コンビニなどで普通に置いてあります。
やはり味はオイシイですね。

カ○ビーのかっぱえびせんモドキもあります。




バイク系のオモシロ写真はこの他にもたくさん撮影しましたのでまたの機会で紹介させていただきたいと思います。














*GR BLOGのトラックバック企画「食」に参加させていただいております。
※締切後となってしまい残念です・・・


皆既月食 | Oct. 8 , 2014

2014-10-29 | NIKON D810

遅ればせながら10月8日(水)の夕刻より観られた皆既月食の写真を掲載させていただきます。

私の地域(関東)では撮影時間中、雲は少なく好条件、おおよそ5分間隔で撮影したものを連続写真にしてみました。


JPEGオンリーで撮影したのでホワイトバランスが今一つでしたが調整により実際の状態に近づけてみたつもりです。
最初は地平線近くなので赤みを帯びていましたが、高くなるにつれモノクロ色が変化していきます。
最大に欠けた後は再び赤みを帯びて、みたらし団子みたいな妖しい色になっていました。




18時ころから20時50分ころまでの月の満ち欠けの様子

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II x AF-S Teleconverter TC-20E II / f/11 1/2sec ISO-1600 Manual AE 400mm
※写真はイメージです。実際の時間経過による月の位置は異なります。 露出は代表的なものを表示、実際は撮影都度、変化させています。




撮影方法はD810を三脚固定し電子先幕シャッターで撮影しています。
レンズは70-200mmのズームレンズにx2.0のテレコンをかませて400mmにしています。
合成F値が2段落ちの5.6まで暗くなりますがいたし方ありません。(やはりII型は画質劣化が顕著です)
露出はマニュアル、ピントはライブビューで拡大表示して合わせてました。

ホントはマイクロ・フォーサーズ機にマウントアダプタを付けて800mm相当にしようかと思ったのですがブレが怖かったのでD810にした次第です。
それとフルフレーム機の400mm、3,600万画素とマイクロフォーサーズ機の800mm、1,600万画素を比較した場合、画素数的にもD810が有利だったということもあります。



やはり地味な機能ながら恩恵を受けたのはニコンDSLR製品では初の「電子先幕シャッター」ですね。
リモートコードを使ってシャッターを切ったのですが一度押すとシャッター幕が上がり(ミラーアップ撮影の場合のみ、ライブビューはこの限りではありません)、もう一度押すと「ピッ」と電子音が鳴って露出開始です。
今回はバルブ撮影でないので、のちに自動的にシャッター幕が閉じて撮影完了となります。

静物に対してとても有効な撮影方法です。(月は意外と逃げるのが速いですが・・・)


D800よりライブビューの拡大表示方法が改善されたのでとても見やすいのですが、月の場合、ピントのピークが分かりづらかったです。
しかも老眼も入ってきているので余計にそう感じたのかもしれません(笑)。







・・・私の目はだんだん中古レンズ品に近くなってしまいました(汗)。


okinawa | Aug. 2014

2014-10-28 | NIKON D810

秋を通り越して雪の便りが聞かれる季節になってしまいました。

遅ればせながら今年の夏に沖縄旅行の時の写真を掲載させていただきます。(大汗)



ホテルから東シナ海を臨む。

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/11 1/800sec ISO-560 0EV 120mm

4年前に行ったときにはグリーフラッシュが見られたので今回も期待していたのですがダメでした。
前回はスコールが去った後に見られたので、そのような条件の時が見られる確率が高いのかもしれません。

えっ?証拠に前回のグリーンフラッシュの写真を見せろって?
・・・残念ながら渚のBBQパーティの真っ最中、焼肉を焼くのに忙しくて写真は撮っていません・・・
今でも悔やまれるエピソードです。





物陰から東シナ海を臨む。

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR / f/5.6 1/800sec ISO-160 +0.3 EV 120mm

目の保養にお使いください。
縦バージョンのみを用意しました。

f/5.6までしか絞っておらず、しかもお尻にピントを合わせてしまいました。(汗汗)
f/11まで絞らねばならないシーンでしたね。(大汗)

(注)盗撮ではありません。











以下はリゾートプールの水面を写したものです。
スマホの待ち受けにお使いください。
縦横バージョンを用意しました。

ポートレートバージョン




ランドスケープバージョン





Review | D810 × AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II & AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G

2014-10-27 | NIKON D810

今年の7月の投稿依頼、久々となります。
ちょっとサボっていたわけですがちゃんと撮影はしていました。

海外出張中のユニークな写真もたくさん撮ってきたので掲載したいと思いますが、またの機会ということで・・・



今回は前回に引き続き、D810の使用感を少々掲載させていただきたいと思います。


やはりD810の3600万画素ともなる画素数をピクセル等倍で確認すると精神的に悪いことが分かりました。(汗)
以前使用していたD700は等倍で見ても、あまり気にならなかったピントのズレやブレ(機材と被写体含む)が3倍気になるようになりました。(大汗)


以下はめしべを狙って200mmの望遠端・手持ちで撮影しましたが体が動いてしまいピントが花びらに合ってしまったものです。
やはり三脚は必須ですね・・・
それはそうと、D810の性能、そしてこのレンズの解像度には改めて驚かされます。

最短撮影距離が1.5mほどですが、焦点距離が200mmということもあってか、絞りをF4に絞ってもかなり被写界深度が浅いことが分かります。 もう少し絞ればよかったかも・・・
花一輪全体にピントをそろえようとすると花に対してピント面を水平にしなければなりませんが背景を考慮するとなかなか気の利いた花がありません(泣)。
とりあえず解像感・ボケ感を考察するには適当かと思われます。

20%程度に縮小したものですがピントの合ったところのシャープさ、背後のボケの滑らかさにほれぼれです。
あとはテクニックとセンスが問われるところですが、今回は「テスト」ということでご容赦ください。

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II / f/4 1/500sec ISO-64 +0.7 EV 200mm





以下はピクセル等倍で切り出したものです。
花びらの煌びやかな質感と背景の滑らかさ、花びらの輪郭が浮き立つような対比が容易に見て取れます。
しかし1/500秒というシャッター速度ですが、よく見るとブレが気になってしまう。 やっぱり3600万画素は体に悪いです。






そして次の写真はワオキツネザルです。
焦点距離が28mmのレンズで撮影しました。
絞りは解放のf/1.8。
これも20%程度に縮小しています。

逆光気味ですがDライティングが効いているのか、暗部も程よく持ち上がっています。
陽だまりで10匹程度が団子状に固まってうつらうつらしているシーンです。

NIKON D810 x AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G / f/1.8 1/1600sec ISO-64 0EV 28mm


最初はD810のかな~り大人しいシャッター音に戸惑いましたが最近では慣れた、ということもありますが上記のような写真を撮る場合「気づかれにくい」という側面のほうが大きな意味を持つようになりました。

見ての通り、焦点距離が28mmのレンズで近接して撮影していますがワオキツネザル君はカメラのシャッター音を意識せずに大あくびをかましています。
まぁもともとワオ君は無防備な性格なのでカメラなんか眼中に入っていないかもしれませんが・・・(汗)
いずれにしても「いかにも!私は今、撮っていますが、何か?」と言わんばかりのシャッター音から解放されて新たな境地に入ったような気がします。
でも未だにD700も愛用しているので「いかにも!私は今、撮っていますが、何か?」という音も好みなのは言うまでもありません。(笑)

とは言うものの、機材が目立つのは好きでない私。
カメラ本体に刻印されている白字のメーカーやモデルは黒シールでマスキングして極力目立たないようにしています。
またD810、などとデカデカと書かれたネックストラップは使っていません。
もともと首からカメラをぶら下げるスタイルが好きではないのでもっぱらハンドストラップを使っています。







そして今回は掲載しませんが先日の月食も撮影してみました。
このような場合、電子先幕シャッターが超重宝ですね。
当然三脚は必須で、手ぶれ補正機能が付いているレンズはオフが基本となります。
詳しくはまたの機会で。


グリップもD800系より持ちやすくなっているようです。
D800は使ったことがないので分かりませんが、D700と比較すると指掛かりが良いのはD700、グリップが良いのはD810、というカンジでしょうか? 少々分かりずらい?

そうそう、それと初期不具合として話題になった白点問題ですが先日修理に出して戻ってきました。
条件としてはx1.2クロップで長時間露出時、が条件だったと思いますが私の撮影スタイルには当てはまりませんでしたが、むしろファインダースクリーンのゴミの方が問題でした。
清掃もお願いしてきれいスッキリなファインダーになって戻ってきてくれました。
ついでにセンサーの清掃もお願いしようと思っていましたがD810は全く、と言っていいほどゴミは見当たりませんでした。
(ゴミを見つけるには絞りを最小にして白地を撮影すると容易です)

未だにD700で十分ですがD810の性能もとても魅力的。
使いこなし甲斐があり、奥が深いです。
D700だからラフに撮影して良い、ということにはなりませんが、より慎重な扱いを要求されるカメラがD810ですね。
D800系よりも撮影するシチュエーションを選ばないところも好感が持てます。

重量も軽くなり取り回しも軽快ですがピント位置のことを思うと気が重くなります。
手持ち撮影の場合、全部ハズレってこともありますからね・・・(大泣)



今回は長文になってしまいましたがレビューはこれからも続けたいと思いますので良かったらおつきあいください。