NIKON D700 / AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
OLYMPUS E-P1 / LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.
久々のブログ投稿です。
昨年の11月以来でしょうか・・・ずいぶんと期間が空いてしまいました。
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ところでニコンのCBキャンペーンに騙されて(?!)AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR を購入してしまいました。
色々なサイト・ブログ等でささやかれている同レンズの歪曲収差・・・ やはりかなりヒドいです。
まずは広角端(24mm)
これでもかっ!てくらい樽型が顕著です。
デフォルメするくらいの気持ちであれば許せるかもしれませんが・・・
風景などで直線が入るとかなりキビしいです。
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続いて50mm
24mm以降はすぐに糸巻き型に変わり望遠端まで続きます。
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望遠に近づく85mm
F4でポートレートを狙うには問題ないレベルではないでしょうか。
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望遠端120mm
軽い糸巻き型が残ります。
いずれの焦点距離でも歪曲収差が改善される位置はありませんでした。@@;
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私の使用しているカメラはD700、視野率は95%です。
非常に相性がいいですねぇ。
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えっ?何を言いたいんだって?
そう!そうです、その通りです、Capture NX2にはゆがみ補正機能が付いているのです。
例えば広角端の場合プラス方向に30%程度補正します。
望遠端ではマイナス方向に10%程度。
必然的にエッジはトリムされてしまい、結局はD700のファインダーで確認した構図に近づくわけです。
高価なレンズだったが故にかなりショックでしたので自分を納得させるために必死なのです。
わくわくしながら初めてファインダーをのぞいたとき、あまりの収差に冷や汗が出たくらいですから!
でもこのレンズは樽型か糸巻き型のどちらかですのでソフトを使った補正は比較的楽です。
しかし正確な表現をしたい場合はかなり無理があるレンズです。
フルサイズ型のセンサーを使うにあたって24-120mmという5倍ものズームには設計に無理があるのでしょうか?
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ただ、ナノクリによるコントラストの高さ、VRの効きは評判通りだったことを付け加えておきます。
ただ、値段相当の価値があるかどうかは使う人の価値観に委ねられることも付け加えておきます。
ただ、ビックリレンズであることも最後に付け加えておきます。
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なんなので、(なんでなんなのでかはわかりませんが・・・)一応補正したものも載せておきます。
ちなみに補正強度は+25%でした。
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全然関係ないですが、ここでE-P1(7-14mm/f4)で撮影した我が家のアイドル真彩太郎の登場です。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRのインプレッションも兼ねた写真はこれから掲載していきますのでお楽しみに!