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NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

2015-10-15 | NIKON D810

今回はNIKON D810とSIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMについてのレポートです。

シグマの50mm/F1.4はArtが発売になっていますが、このレンズはその前もモデルです。
っといってもArtシリーズではなく、通常のラインナップモデルとなります。


最近の大口径標準レンズはシグマの他に、ニコンのAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、そしてツァイスのOtus 1.4/55などがありますね。
いずれも高価で一般ユーザーはとても手が出せません。



そんな訳で、私が持っている廉価盤レンズのサンプルを紹介させていただくとします。(笑)

検討している方の参考になると幸いです。

























さっそく見てみましょう!


2/3段絞り(F1.8)の1枚目

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/100sec ISO-280 -2.0EV


2/3段絞りの2枚目

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/100sec ISO-90 -2.0EV




いずれも同じような露出ですね。

絞り優先AEの2/3段絞りでマイナス補正していますがコントラストも高くボケもキレイ。

レタッチにて彩度を落としていますが明暗のコントラストの高さは十分です。

























次は...















3段絞り(F4)

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/4.0 1/100sec ISO-3200 -2.0EV

さすがに絞り解放でのピントは甘いですが絞れは切れ味が出てきます。

でもこのサンプルではF4まで絞っていますが周辺部は像が流れていてまだ甘いカンジですね。



























続いて...









5段絞り(F8)

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/8.0 1/100sec ISO-3600 -2.7EV



ここまで絞ると周辺部までシャキッとしてきます。

ピントは二眼レフの辺りに合わせています。

ただし暗所がゆえにシャッター速度が落ちがちですが高感度にして対応。

D810はD800系よりも画像処理能力に長けているのとセンサーのマイクロオンチップレンズの集光量が2/3段ほど向上しているようで高感度に強くなっています。

撮影感度をISO-3600に上げても十分な画質が確保されているのです。








いずれも近接撮影ものばかりなのでサンプルとしては今一つですかね・・・(笑)




















最後は...











DXクロップ(75mm相当)の1枚目

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/160sec ISO-64 -2.0EV (DX Crop)


DXクロップの2枚目

NIKON D810 x SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM | 50mm f/1.8 1/160sec ISO-1000 -2.0EV (DX Crop)



APS-C相当の画角にて撮影。

レンズの中心部を使用しているので画質が安定しています。

2枚目はISO感度が上がっていますが解像度も十分に安定しています。

ただ、光源による玉ボケに関していえばレンズの研磨なのか分かりませんがエッジが立ってしまってうるさくなっているのが気になりますね。

この辺は高価なレンズに軍配が上がるのでしょう。














総合してみると、前玉は大きさからすると85/1.4じゃ?と思えるようなデカさ。

重量も通常の標準レンズよりも重いです。

逆光耐性はあまりないので強い光源がレンズに入るとフレアが出てコントラストも低下してしまいますね。

絞りを開け気味すると色収差が目立ちますが絞っていけば安定します。

AFは超音波モーターが採用されていて滑らかで高速。

APS-C機ではポートレート用としてもちょうどよい焦点距離になるのでオススメではないでしょうか。

中古品なら更に安く手に入れられますね。



D810クラスのボディとのバランスは良いですが小型の一眼レフの場合は頭でっかちになってしまうでしょう。

また、DXクロップすると75mm相当、しかも視野角100%以上になるのでフレーミングの際の勝手も良いです。

クロップしても1500万画素あるのでプリントも十分。

しかもレンズの中心部が使えるので見かけ上、画質はフルサイズよりも良く見えるのも利点ですかね。





個人的にはちょっと線が太いかなとは思いますがD810などの高画素機でも十分耐えられるレンズでしょう。

安価ではありますが、買って損はないレンズです。
中古でも程度の良いものですとお得感は更に倍増。

単焦点であるがゆえ「自分の足を使って撮影する」レンズですので写真を勉強する方にもオススメです。


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