マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

長男の誕生日に思う

2013年05月19日 | 半径1mの話
明日で33歳の誕生日を迎える長男。
ここのところ、誕生日には旅行にでかけるのが習わしとなっておりまして
本日も、早起きして出かけて行きました。

誰と、どこへ行くのか、なんてことは言いませんし
私も聞いたりしないのですが
今回は、車で行くというので、定番の鎌倉ではないと推察。

首都高が嫌いな長男ですので、いったい車でどこへ行くのか気になって
行先を尋ねましたらば
最近できたばかりの県内のアウトレット周辺へ行くと言います。

ならば、母さまにもなんか買ってきてね~
だって、誕生日は母親に感謝する日だって言うしさ。
長男クンが、こんなに大きくなったのもひとえに母さまのおかげだもんねぇ~


玄関先で、そんな冗談を言っておりましたらば

オフクロ、これで美味しいものでも食べてきて と言って
突如、諭吉さんを差し出したのであります。


え~っ!冗談で言ったんだよ。

いいから、美味しいもの食べてきなよ。

え~っ!もらえないよ~

いいから。いいから。



と、ランチタイムレジ前の中高年女性のような応酬が
3秒ほど繰り広げられたのでありました。


ユスリタカリの常習犯ではありますが、実際にそんなことをされると
遠慮してしまうという本当は奥ゆかしい私なのでありました。

が、思えば

長男は、最初から諭吉さんを手にしていたわけで
決して、私のユスリタカリに屈したわけではないことに気づき
有難く頂戴した次第であります。




実は、最近、仕事上でいろいろ思い悩むことの多い長男でありまして
ホントは、ブルーな気分の日々だと思うのですが

そんな日々の中でも、母が美味しいイチゴが食べたいとホザケバ
遠くのイチゴ農園まで買い出しに行ってくれたり
あまりの美味しさに感嘆しまくっておったら
またまた、てんこ盛りのイチゴを買ってきてくれたりと
まっこと、ココロ優しい長男であります。


こんな長男を産んだ私を褒めてしんぜようと思います