今シーズンは、ずっとオリオン大星雲を狙ってみることにしました。透明度が良かったので、時間を掛けて撮って見ました。露出時間を長くすると中心部の明るい部分は、完全につぶれてしまいますが、淡い部分の複雑に入りくんだ構造が見えてきます。
スバルは昇るのが早くなり、明け方には南中を過ぎて西に傾く様になりました。この後に彗星の撮影が控えていたので、露出時間を切り詰めたので、淡い部分が表現出来ていません。
下弦の月の頃夕暮れを迎えるアペニン山脈は、3000m~4000mの山々が連なる山脈です。月面の中でも山脈としては、最も目をひく山脈の一つです。その荒々しい表情は、名状しがたいものがあります。
コペルニクスクレーターです。月面でも目をひくクレーターの一つです。直径は90km以上で、外輪山の高さは火口底から4000m位あると言われています。
上弦の月と下弦の月の頃に見えるのが、直線壁です。上弦の頃は、壁の段差が影になり、夕方は壁に太陽光が当たって、白く輝きます。太陽の高度が高くなると、影がなくなりこの直線壁は見えなくなってしまいます。
月面のアップです。トリミングは、していません。気流は、あまり良くなかったのですが、なんとか画像に仕立てることが出来ました。ティコとクラヴィウスが、夕暮れを迎えています。
地球に接近して、明るく見えています。暗い彗星ですが、移動が早いです。7枚の画像を合成していますが、彗星に合わせて合成したので、恒星像が伸びています。
今日は、比較的大きなプロミネンスが見られました。昼頃晴れて、覗いたときにはすでに網目状の感じで、これから大きくなると確信しましたが、雲が多く取れませんでした。3時過ぎに晴れて、撮影しましたがかなり拡散して淡くなってしまい、雲を通しての画像は、ダメでした。
周期彗星260P マクノート彗星です(矢印の先)。小さいながらも尾がしっかり写っています。月があって、透明度がイマイチの中では、写りが悪いのは致し方ありません。限界等級は、16等ですね!16.5等以下は、写りが怪しいです。15等台は、確実に写っています。