3月3日(日曜日)に災害時料理体験教室を開催しました。
昨年に続き2回目の開催。小学生や若い男性を含む21人が参加しました。
講師に宇都宮文星短大の湯澤先生をお迎えし、災害時に対応できる調理方法を教えていただきました。
《 本日のメニュー 》
★水も火も使わないケース
①野菜料理
話題の「さば缶」などの缶詰やひじきや切り干し大根などの乾物をポリ袋に入れてモミモミ
栄養満点野菜料理の完成
乾燥野菜⇒海藻や豆など種類が豊富で”もどす”ことで食べられる優れもの
缶詰⇒そのまま食べられタンパク質源の主役になる備蓄の優等生
★お湯を沸かすことができるケース
②お菓子を使って一品
棒状のスナック菓子(じゃが〇〇)を細かく砕いた後、湯を入れ手でモミモミ
小判型に整え、さらに砕いたポテチの上で転がして揚げないコロッケの出来上がり
へぇ~ お菓子が大活躍
③紙コップで野菜料理
「ほうれん草としめじ」「缶詰の焼き鳥と卵」を入れた紙コップを、3~5センチ位のお湯を入れた鍋の中に立たせ蓋をして待つこと10分。
「ほうれん草のおひたし」と「親子煮」が出来上がり
④ポリ袋で中華おこわ
よく見かけるシャカシャカ袋(高密度ポリエチレン)に材料(米・切り餅・干し椎茸・調味料)を入れ、空気を抜き鍋の中に投入。
火加減はフツフツとやっと煮立ってる程度
30分で中華おこわの完成
すごい 「もち米」じゃなくても「もっちもち の おこわ」になりました。
★外で火がおこせるケース
⑤ダッチオーブンを使った肉料理
ボランティアさんが炭をおこし準備を整えてくれました。
下処理(ポリ袋の中でかたまり肉にたれを馴染ませる)した肉をダッチオーブンに入れます。
鍋の上下から炭で加熱し・・・
まだかなまだかな~
いい匂いがしてきました。
豚肉と鶏肉がいい焼き色に
★アルファ化米を使った炊き出し体験
レシピ以外に家庭に余っている焼海苔を使った「海苔の佃煮」の作り方も教えていただきました。
出来た料理をお皿に盛り付けて全員で昼食
災害が起きた時に対応できる「食材の知恵」「器具の知恵」「保存の知恵」を楽しく学びました。
そして・・・
非常用持出袋や備蓄品の準備、自宅や家の周辺の危険個所の確認など、「防災」を学び、備え、考えるきっかけ作りになりました。