昨日一日ブログを休みました。毎日続けるのは結構大変なことなのです。無理せず続けようと思います。
火曜日は元職場の仲間との月例ゴルフB会があって天気もまあもってくれて、スコアは101でした。もう100を切るのは大変になりました。
元々下手の横好きゴルフでドライバーを目イッパイ振っても150~160ヤードの飛距離です。せめて180ヤードとゴルフショップの店員も言いますが、歳と体力に勝てません。
手術を何度も重ね特に直腸切除の後遺症があって便通が不定期・不安定・頻回等の後遺症を抱えるので実質は立派な身障者です。
ストーマ(人工肛門)にして袋を貼って便を集める方法を「パウチ法」といいます。
私は機能温存術でしたがもう3年経過しました。私の場合は入院した日、その一日中は未だどちらを採用するか決まっていなく、ナースセンターでは両方の資料を貰い説明と準備をされました。
ストーマの場合の穴の位置を左右にベッドに立たせてマジックペンでマーキングされました。通常、下行(かこう)結腸のある左腹にストーマが造設されます。右のマーキングの理由は術後うまく癒着しなかった場合に応急的に右に造設して急場をしのぐので、右もマーキングすると説明されました。
上から自分の目で見える位置が重要なのだとも説明を受けました。直腸がんの切除は標準手術がストーマですが、最近は8割が機能温存のようですね。
大腸がんはおとなしい癌ですが、下血があって痔のせいではないかなどと勝手に自己判断してはいけません。手遅れだと命に関わりますし、進んでいると機能温存術は受けられませんから。
私の場合、下血は全く無く市の検診を希望して、検便を2回の採便で1日分がうまく陽性と出て、すぐ大腸カメラと即応できたのが幸運だったのです。
ストーマになると市役所へ届けて身障者4級に認定されます。車の税金は無税・汽車の割引料金などの恩典がありますね。ストーマ用装具の助成金を受けることができます。金額は市町村で異なります。
昔、ハワイへ移民した日本人には大腸がんは無かったとされますが、現地に長く同化して食生活が欧米化した結果、今は日系も全く変わりなく大腸がんが発生するといわれています。肉食がよくないといわれるのと、高齢化です。
ある総合病院に兄の娘、姪が検査技師で勤めていますが、最近は大腸がんは胃がんより多いと言います。結腸だとまだいいのですが直腸は泣きですね。結腸がんの場合は上行結腸がんが多いと言っています。男女差は無いようです。
朝日新聞・生活欄・「患者を生きる」・「がんと就労」2011・6月連載トイレマップ6回、人工肛門6回の情報編に、二人の患者の体験記・解説掲載されました参考にして下さい。
悩ましい病気ですが、機能温存で皆と一緒に気兼ねなく大浴場へ入れるのはありがたいことです。頻回の日に遭遇すると切迫便意でゴルフどころではありませんが、泊り込みで前の晩飲んではいけないビールを飲んだ息子とのゴルフで苦悶した思い出があります。
それ以外は月2回くらい、どうにか迷惑をかけず楽しんでいます。食は自然に細り、日に軽く二食で体重は3年で5kg痩せ、64が57kgほどになり益々球は飛びません。