たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

映画「駅 STATION」

2015年11月05日 | その他

午前十時の映画祭を見てきました。
東宝シネマズ岐阜 第3回新・午前十時の映画祭 名作シリーズ (高倉健を惜しむ)
駅 STATION」 スクリーンは横長でなく普通の大きさでした。観客約10人弱、増毛町などの北海道の冬は寒く厳しい。
監督:降旗康男
出演:高倉健 / 倍賞千恵子 / いしだあゆみ / 烏丸せつこ
日本公開年:1981年

監督は手練れの降旗康男、昨年亡くなった高倉健を忍ぶシリーズが連日のようにテレビBSで放映されています。午前十時は「惜しむ」と銘打っています。
“倉本聡が高倉健のために書き下ろした秀作。日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞。射撃手として活躍した警察官の英次(高倉健)。妻(いしだあゆみ)の不倫が元で離婚し、鬱屈した日々の中、とある飲み屋の女将・桐子(賠償千恵子)と出逢う。”

オープニングは北海道の田舎の駅で離婚する妻・直子と可愛い盛りの男の子を、英次が見送りに来てプラットホームで汽車を待つところから始まった。二人を迎えに来た男(これがどういう身分なのか今でも自分には分かりません)後でパンフを読んで離婚の原因が妻の不倫だったことも分かった。映画では初めからウン?という感じで始まった。

映画はシーンの切り替えが早くテンポよく進むが、ストーリーを理解するのに苦労した。桐子との出逢いはいわば後編に当たり、字幕に突然「桐子」と案内されるのもウン?と感じた。
高倉は持ち味そのもの、倍賞は芸達者、烏丸は適役で皆、盛りの頃の映画だった。
飲み屋の女将(倍賞千恵子)が好きだと口ずさむ、八代亜紀の代表歌「舟唄」が3回も挿入され、円谷幸吉さんの遺書が全文ナレーションで出てきた。
今週の11日土曜日のBSで放映されるので見てください。昨日は「荒野の七人」をビデオに撮り見ました。