行政区は岐阜市になるがよく通る近くの国道沿いに、4階建て中規模の私立病院があったが廃業され、もう15年以上放置されていた。その建物が最近ようやく取壊し工事が始まった。コンクリート造りで外科が主体、内科もあったらしく病院名は〇〇外科内科病院と大きな看板は今でも懸ったままだ。入院用病室も多数あったのでしょう、まず外壁のガラス窓が鉄枠から外され、周囲は足場を組みシート囲いされ重機が入っている。病院の裏側には本宅があって木造、その本宅を先に壊しかけていた。
隣は舗装してない駐車場だった区画らしく、現場事務所と木材廃材が山積みされている。
この病院にはかかったことはないが、後継者がなく廃業され家族は引っ越されたのであろう。一抹の寂しさを感じさせる風景だ。取壊し工事代と土地代がトントンなら上等だろう。
駐車場を挟んで瀟洒な和菓子店だった家も廃業され、もう長いこと空き家で貸店舗の看板が懸ったまま放置されている。
自宅近くの田んぼの中の元開業医院の3階建てコンクリート造りも、医師が若くして病死され、一時期貸し医院だったが、すぐ上の県道沿いに新築開業し引っ越しされ、ここも20年近く廃屋のまま放置されている。
全国的に一般住宅の空き家が多くなり、行政と地域が困惑していると報道される。
過日警察が「巡回連絡」という家族現況調査に訪問されたが、空き家に困ってないか、聞かれた。
また付近は、医院の開業も多い地で、最近は良くかかっている歯医者の近くに眼科医院が開業されたばかり、白内障の手術承りますと看板あり、お世話になるかもしれない。
元々開業医だった医院は産婦人科の娘さんが後継者で、最近産科入院ができる新築医院を建てられた。
栄枯盛衰は世のならい、お医者さんの世界も世継ぎがないと厳しい。
国産ジェット旅客機MRJが初飛行した翌日、散歩ドライブに名古屋空港へ行ってみた。
1988年に二男がオレゴンへ交換留学でお世話になった際、遊びに行っていた同級生の娘さんの親が日本びいきの人で葬儀屋さん、その親父さんが韓国へお棺の買い付けにきて、一夜わが家を訪問され韓国を往復された。その送迎に行ったときから名古屋空港へは行っていない。
空港ビルは変わっていないように思うが、ビルの前に5階建て駐車場ビルがA、Bの2棟建ててあって、空港デッキに出て少し時間をつぶし1時間以内だったせいか駐車無料だった。