たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ゴルフパターのお勉強

2015年11月29日 | ゴルフ

今日はゴルフのパターのお勉強です。「パターのネック形状で構え方、ストロークが変わる」

1、クランクネック
 

左から ピン ANSER  40年ほど昔のクラシックパターで中古市場で30万円とか言われるかっての名器です。
2番目 オデッセイ ホワイトホット#3
3番目 同     2-ball DLADE 岩田寛プロが使っています。
クランクネックの特徴は、スイートスポットの位置がシャフトの延長線より、トウ(先)側にあるため、ストローク中にフェースが開閉しやすい。フェースがシャフトの軸線に対して後方にあるため、ボールを包み込むイメージが持てて、ハンドファーストの度合が大きくなる。フェースの開閉で出玉をコントロールしたい人におススメ。上級者には使い易いタイプ。 

2、ダブルベンディングシャフト
 
左から オデッセイ DUAL FORSE 662 これでH’C28から15まで縮めました。大迫たつ子プロのようにヒールを浮かせて吊る構えがよく合った。
2番目 オデッセイ ホワイトホット#5 谷口徹プロが使っています。座りのいい名器です。
3番目 Crescent Valley Contry Club  近くの美濃加茂市にあるゴルフ場の名前と同じで、ここの経営会社・ヤマザキマザック(機械器具メーカー)のオリジナル製品でしょう。愚息が景品で貰いそれをくれた。重くてストロークが安定する。在所の兄も使っていた。

ダブルベンディングシャフトの特徴は、名前のように付け根がダブルでベンド・曲げてある。シャフトの軸線上にヘッドのスイートスポットがある。パターを台の上に乗せればフェースが真上を向く、フェースバランスになりやすい。フェースの開閉が起こり難いので、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す、狙ったラインにボールを押し出すイメージが持ちやすい。
(大山志保プロはこのタイプが好きだと、NHK趣味Do楽の番組で言っています。彼女はパッティングのストロークは「インサイド・ストレート(10センチは真っ直ぐ)・イン」だとも教えました)

3、センターシャフト
 
アクシネット 34A  これも40年前のクラシックパターの名器です。
センターシャフトの特徴は、シャフトの付け根がスイートスポットの位置なので、ダブルベンディングシャフトより更に、金づちのようにスイートスポットに集中することができる。真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出しやすい。手元は真ん中になってくる。

4、その他 シングルベンディングシャフト、ショートスラントネック などがあります。

以上私が所持しているパター7本の特徴を紹介しました。昔はよく入ったのにこの頃は全く入らなく、行く度に取っかえ引っかえして悩んでいます。
手首を使い過ぎるとも言われています。でもゴルフはやはり楽しいね。
(雑誌「アルバ」平成18年5月号 金谷多一郎さんの解説を参考にしました)