昨日の朝は嫁に頼まれ中学校PTAの登校指導員をやりました。旗振りです。7時10分から~8時まで、お願い文書は7時20分~7時50分とありましたが、指定された場所が1.5KMほどあったので余裕をもって信号機のない交差点、横断歩道での旗振りです。
自転車通学の中学生を文書にはこの交差点を直進させず、横断歩道を横切ることを指定されていました。つぎの交差点で横断歩道がない、などよく事前検討された指導文書になっていました。
・あいさつがきちんとできたか
・ヘルメットを冠っているか
・交通ルールを守っているか
・鞄は後ろの荷台にしっかりゴムひもで固定しているか
などなどのチェック項目があります。誰が、何時から何時まで、どこで指導したか、総体的感想まで記入するシートになっていました。
あいさつは、子供の方から「おはようございます」というのは比較的少なく、女子が○、男子は概ね×ですね。
交通整理のツボは心得ています。現職時代は通信設備の建設保守が仕事だったので、路上マンホールの危険作業はお手のもの、専門分野です。
・歩車道ブロックの有るほうの歩道を中学生が自転車で直進してくるので、横断歩道前で止め、車をやり過ごし、安全に渡らせるのですが、子供を止めるか、車 を止めるか、メリハリのある旗振りをしなければいけません。でないと、車が追突したり危険です。車を止めたら横断歩道の真ん中まで出て両手を広げ、旗と両手で大きなゼスチャーで車を止めなければいけません。
・中には何人か昼間点灯のランプを点けて走ってくる自転車もあってGOOD。車道を走ってきた子が1人、決められた横断歩道を渡らず直進しようとした子が一人くらいだった。概ね皆良好だった。
ところで、皆さんは自転車は車道を走るべきか、歩道を走るべきか知っていますか。爺は近く3回目の高齢者講習を6,000円で半日、実車講習も受けるのでよく知っています。
・平成20年6月1日施行道交法改正⇒普通自転車は次ぎの場合に歩道を通行することができる。
・普通自転車が歩道通行可、OKの標識・標示があるとき
・12歳以下の子供(すなわち小学生以下)、70歳以上の高齢者、身体障害者、が普通自転車を運転するとき
・車道・交通の状況から普通自転車の通行の安全を確保するためやむを得ないとき
原則は車道通行が正解なのです。歩道は歩行者優先です。あくまで上の3つが許容されているにすぎません。この学校は中学生でも三つ目の条件で歩道を走れと指定しているのです。
ルールも挨拶も小学生は一番感心、中学生もまずまず、一番いけないのは大人です。横断歩道で自主的一時停止した車は数台ありましたが・・。
特に私の住む団地のこの町内は路上駐車が平気な人が数人、何十年も平気の平左です。モラルやマナーなんて薬にしたくもありません。平生そう周囲から見られていることに、この鈍感さ・無神経さに呆れます。そういう人に限って町内のことに声が高いのです。