某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

懐かしい未来

2010-01-10 | 読書メモ
「帰郷者」
ベルンハルト・シュリンク

「朗読者」以来
読むのは二作目
分厚い
長編っていう意味じゃなくて
内容が厚い
青春群像の風
サスペンスの匂い
文学の分析
戦争に翻弄されるドキュメンタリーな景色
父と息子の対峙
法学や論理の交錯…
消化するには時間がかかりそうだ

たくさん知っているわけではないが
ドイツの作品に出てくる人間は
憧れがあるのに
嫌悪したり
孤独が好きなわけじゃないのに
人とは距離を置きたかったり
不器用なのに魅力的
矛盾だらけの人間臭さがとても上手く描かれている
好きなところだ
そして
人はみなどこかへ帰って行く
懐かしい未来へ帰って行く
そんな風に生きているんかな?
と思った

カラスの一分#2

2010-01-10 | いとしのカラスくん
健気な感謝の野菜くずを奪ったヤツだが
そういえば…
この緑のコには触れていなかったな
ホウレン草だ
ずいぶん前に根のところだけ埋めておいたんだ
育つかな~と
育ちはしないが
枯れもしない
きっと生きている
野菜くずに近いが
生きているものには手を出さない
情けか?
礼儀か?
ホウレン草が嫌いか?
とにかく
それなりに理由があるようだ。。。