某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

年をとらない人々と「女の道」

2010-02-12 | 読書メモ
シリーズの主人公は年をとらない
漫画の子供は
年をとると困るんだ
設定が変わってしまうと
新たな問題が起こる
悩みや心配事も増えて
些細なことで笑っていられなくなる
勉強が忙しくなると
御飯の時間もバラバラで
部屋にもこもるし
話して聞かせる面白いことなんてない
推理小説の主人公だって
年をとると困るんだ
結婚なんてしたら
好奇心に任せて
ふらふらやっていられないだろう
年をとったら
家族の心配もするし
病気や老後の心配もするし
記憶力も衰えるし
格好良くはいられない
年をとってはいけない
そして
子供と男は環境に変化がなくても
なんかリアルに話が進む
そもそも生活感がない生き物なのかもしれない
なので
いつまでも幼稚園に行けない子供や
いつまでも結婚できない探偵がウヨウヨ。。。
それでも良いんだ
そうはいかないのが女主人公
さて
パトリシア・コーンウェルの
検屍官スカーペッタは
流れる時間のなかに居た
姪が成長したり
自分が若くなくなることを憂う
キャリアや名声を得て有名人になる
猜疑心や警戒心も強くする
主人公の環境が変化している
私生活に問題も起こる

仕事の出来る美しい女性なのだ
これからどう年齢を重ねていくのかな
この格好良い人は?
そう思って読んでいたが
前回から
設定が少し若く戻っていて
死んだはずの恋人が生きている
つまり
若さと釣り合う男が居ないと
格好良い女の話は進まない
何だか実感。。。