某ちゃんノート

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でもちょっと思った、ふと思ったこと

女の力・王冠の力

2011-06-12 | 読書メモ


『愛憎の王妃』
 フィリッパ・グレゴリー
 加藤洋子・訳

『白薔薇の女王』
読んだあと
ケーブルTVで
『ブーリン家の姉妹』
を見て
図書館で
その後の
『愛憎の王冠』に出会う
キャサリン王妃と離婚して
アン・ブーリンを王妃にするため
カトリック教会から離脱する
ヘンリー8世には呆れたが
カトリックのスペインやフランスからの
支配を受けないため
っていう意味の方が
大きかったのかも知れない
イギリス王室は
王位をめぐって骨肉の争いを繰り返すが
フランス王が援軍を出して
一方に加勢することもしばしば
争いが
国力を弱めている
そして
宗教の力
何かを信じる力は
本当に強い力だから
怖いと思うんじゃないだろうか
統治に
宗教は力にもなり
障害にもなる
異端者の火刑は
日本で言う
キリシタン狩りのようなものだ
異端と反逆は大差ない
キャサリン王妃の娘がメアリー女王
アン・ブーリンの娘がエリザベス女王
母たちの争いと
宗教の争い
姉妹で憎み合う
薔薇戦争といい
ここまで繰り返されるものか~

思うね
それにしても
まだ女性の自立なんて遠かった世に
立ち上がる女性
イギリスを大きく変える
女性の歴史は
圧巻だなあ。。。