~ブーリン家の姉妹3~
『宮廷の愛人』
フィリッパ・グレゴリー
高里ひろ・訳
2は
メアリーとエリザベスの愛憎だった
語るのは
子どもから少女、そして大人に・・・
成長していく中で
二人に仕えた道化のハンナ
その目で見た王女たちの姿
生まれ、立場、生き方
喜び、悲しみ、苦しみ
そうして
ハンナは自分の生きる道を選んでいく
メアリーとエリザベスに劣らず
魅力的な存在だ
ま
作者の創りだしたキャラクターなんだが
3は
エリザベスがイングランド女王になる
そこからの話
読み始めて
気が付いた
作者は女性だ!
男の戦い
嫉妬
プライド
は
何だか
ちょっと
違う
違和感があるんだ
そんな風じゃないだろう~
40近いオッサンが。。。
などと
思った
そういえば
フィリッパ・グレゴリー
フィリップは男だが
フィリッパは女名だろう
ジーノは男
ジーナは女
と
同じ
女性を描くと
生々しい
そして
怖い
でも
美しいのに
少しもったいない。。。