世界遺産に登録されている宇治平等院で藤の花が見頃と聞き午前中早めに訪れました。
1052年、藤原頼通によって宇治に開かれた寺院で鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像、周りには52体の雲中供養菩薩像が壁に懸け並べられています。
藤紋(下がり藤)で藤原家ゆかりの寺院です。
10円玉の硬貨表面には「平等院鳳凰堂」が描かれています、昭和26年に選ばれたそうです。
2万房余りの藤の花が見頃を迎えており、樹齢300年ほどとされる藤が4株あり、花房は長いもので1mほど藤棚いっぱいに、薄紫色のカーテンのように垂れています。
宇治橋と紫式部像
正門
藤の花とツツジも咲いています
池の中島に建立されているので逆さになった姿が映し出され、極楽にある寺院のような趣です
平成の大改修で、建立当時の姿に近づけるとして柱や扉の色を従来の鉛丹(えんたん)から赤みの深い丹土(につち)に変更した、屋根瓦も古色仕上げとし、大屋根の青銅製の鳳凰像に金箔を施した。オリジナルの鳳凰像は鳳翔館に展示されています。
睡蓮の花が咲いています
六角堂
青もみじがきれいです
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