日々の記録と楽しい思い出

日々の楽しかったことや旅行の思い出を写真で紹介したいと思います。

愛宕念仏寺の紅葉と千二百の羅漢さん

2018年11月27日 | 散策

 

京都の紅葉もきれいになってきました。大勢の観光客が来られています。

友人グループで、今年も紅葉狩りを楽しむため、訪れる人が比較的少ない愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)を訪れました。

千二百羅漢で有名で、嵯峨野めぐりの始発点になっています。

古来より火伏せの神様として信仰を集めている、愛宕山参道のふもとにあって天台宗延暦寺派に属する寺です。

愛宕と書けば普通「あたご」と読みますが「おたぎ」と読みます。

戦時中に無住寺となり、昭和25年の台風災害により境内・堂宇・仏像等が多大な被害を受けたことで廃寺となっていましたが、

昭和30年に仏像彫刻家西村公朝が住職を拝命してより再興され、京都一の荒れ寺の復興が始まりました。

昭和55年より山門の解体復元修理をはじめ境内全体の本格的な復興事業が行われました。

この復興祈願に賛同した参拝者の人々の手によって彫られた、千二百躰の石造りの羅漢さんが表情豊かに並び、

訪れる人々の心を和ませてくれる「癒しの寺」として親しまれています。

苔むした羅漢さんは、笑顔が可愛くそれぞれ違う顔、表情が素敵です。紅葉もきれいで、お勧めしたいお寺です。

愛宕街道(京都鳥居本)は昔の町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

帰りに茅葺きの農家風民家、瓦屋根の町屋風民家などが並ぶ愛宕街道を歩きました。

祇王寺、二尊院、落柿舎、常寂光寺、天龍寺、嵐山まで嵯峨野めぐりするのもいいと思います。

 京都駅、京阪三条駅、阪急嵐山駅から京都バスで愛宕寺前(おたぎでらまえ)下車するとお寺の前です。

 

 

愛宕念仏寺仁王門

 

 

 

 

三宝の鐘
仏法僧の三鐘とし、その音律によって仏の心を自然界に伝えています

ふれ愛観音堂(手で触れて拝むために作られた観音様)

触れることによって人々の心身の痛みを癒してくださいます

地蔵堂(平安初期に造られた火除地蔵菩薩像が祀られています)

 

 

 

多宝塔

 

 

 

 

 

 

 

愛宕神社一の鳥居

鮎茶屋平野屋

鮎茶屋つたや

 

化野念仏寺参道

愛宕街道保存地区

 

フジバカマが咲いていました

 

 

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JR東海「おトクに旅する東京3日間」3日目

2018年11月24日 | 旅行

東京3日間の旅、最終日3日目です。地下鉄利用してのフリータイムです。

町田市にある旧白洲邸「武相荘」と東京都庭園美術館を訪れました。

テレビ番組「百年名家」で白洲次郎の「武相荘(ぶあいそう)」~伝説の風雲児が暮らした茅葺農家~を観ました。

白洲正子に興味があったし、ぜひ東京へ行ったら訪れようと思っていたので実現しました。

東京都庭園美術館も前から一度行ってみたい美術館でしたので今回は、展覧会よりも建物が主な目的でした。

白洲次郎は、現在の芦屋市生まれ、中学を卒業すると英国に留学、ケンブリッジに学ぶ。
帰国後、新聞記者や商社マンとして活躍し、当時駐英特命全権大使だった吉田茂との面識を得ましたが、
第二次世界大戦が勃発した翌年、日本の敗戦を確信した彼は全ての職を辞し、町田に疎開して農業に従事する。
戦後、吉田茂に請われてGHQとの折衝にあたる、「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた人物。

白洲正子は、樺山伯爵家の次女として生まれる。幼い頃から能を習い、14歳で女性として初めて能舞台に立つ。
アメリカのハートリッジスクールへ入学。帰国後白洲次郎と結婚。
二人が移り住んだ家が、「武相荘」です。主屋は幕末頃に建てられた養蚕農家で、土間に床を張り洋間風に設えるなどモダンな使い方をしています。基本的な造りはほとんど変えずに、伝統的な佇まいをそのまま生かしています。
室内のレイアウトは、文筆家としても活躍した白洲正子、民藝思想に共鳴した“用の美”を、古い農家の家で実践したのです。

 

武相荘 

 

 

 

2階がショップと受付

 

長屋門

 

レストラン

 

茅葺屋根の住居 室内は撮影出不可

カフェに置かれてる車は動くそうです

 

東京都庭園美術館

1933(昭和8)年に朝香宮邸として建てられました。アール・デコ様式の本館自体が美術品といえ、その空間を活かした展覧会、そして緑豊かな庭園が調和したユニークな美術館として、1983年(昭和58)に開館しました。
本館は、主要な部屋の内装にアンリ・ラパンやルネ・ラリックら、フランスのアール・デコ様式における著名なデザイナーが起用されており、宮廷建築を担っていた宮内省内匠寮が手がけた邸宅の中でも特色のある建築として、2015年には国の重要文化財に指定されました。
庭園も宮廷時代の面影を残しており、芝生で覆われた開放感のある庭と築山と池を備え起伏に富んだ日本庭園は、桜や紅葉など四季折々の変化を楽しめます。

 

 

本館

入口

玄関のモザイクタイルの床

 

本館 庭園側

新館

茶室「光華」

 

 

 

東京都庭園美術館スマートフォン用公式アプリを無料ダウンロードすると、アールデコ様式の本館(旧朝香宮邸)の歴史や各部屋の概要、建築の意匠や建築素材、技法などを画像やテキストでわかりやすく解説してくれます。

3日間の旅の内2日間は、地下鉄での移動がスマホ利用でまずまずうまくいきました。土曜日曜は地下鉄は通勤客が乗車していないせいか、ゆっくり座ることができたのは良かったです。

楽しい旅これからも続けていきたいと思います。

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JR東海「おトクに旅する東京3日間」2日目

2018年11月23日 | 旅行

JR東海「おトクに旅する東京3日間」の2日目は、フリータイムです。

Tokyo Subway 48-hour Tiket(東京メトロ全線と都営地下鉄全線)入場から48時間利用可能なチケットが付いていました。

12時に「迎賓館赤坂離宮和風別館」予約なので、午前中は両国にある「すみだ北斎美術館」「江戸東京博物館」です。

すみだ北斎美術館は、開館時間前だったので建物見学でした。

すみだ北斎美術館

訪れる人が気軽に立ち寄れることができる、公園と一体になった美術館です。
建物全体をゆるやかに分割するスリットは、地上階部分ではアプローチの空間となっており、外部通路で結ばれています。
建物外壁は、淡い鏡面のアルミパネルを使用しています。

設計者 妹島和世 
建築地には、江戸時代に弘前藩津軽家の大名屋敷がありました、藩主からの依頼により、北斎は屏風に馬の絵を描いて帰ったというエピソードが残されていることなどから、この場所は北斎とゆかりの深い土地であると言えます。

 

 

 

 

 

 

東京都江戸東京博物館

江戸・東京の歴史や文化、生活を体感できる博物館です。
常設展示室には、江戸時代の日本橋や芝居小屋を実物大で再現した大型模型をはじめ、明治時代の鹿鳴館や銀座煉瓦街の様子を立体的に展示しています。
さらに浮世絵や着物、生活道具など季節ごとに当時の資料も豊富に展示しており、楽しみながら江戸・東京の歴史を学べます。

設計者 菊池清訓

 

 

 

 

 

 

 

 

徳川家康公銅像 

迎賓館赤坂離宮

 かって紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所は、明治を迎え皇室に献上され、仮皇居などが設けられてきました。
この土地の一角に、明治42年(1909)年、東宮御所として誕生した日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋宮殿が、
現在の迎賓館赤坂離宮の本館です。建設の指揮を執ったのは片山東熊。
建物の両翼を前方に張出し湾曲させた特徴的な設計。
建物の屋根には阿吽の鎧武者や天球儀を配しています。当時の欧米の最新技術や流行も取り入れつつ、和の意匠にもこだわって、明治期を代表する建物を作り上げました。戦後は国に移管され、昭和49年(1974)年に迎賓館として蘇りました。
創建から100年を迎えた平成21(2009)年には、本館、正門、噴水などが明治期以降の建物で初めて国宝に指定されました。
昭和の大改修でその偉業の改修を任されたのは村野藤吾、改修に合わせて和風別館が新設され設計は谷口吉郎が担当しました。

 

 

門牆(もんしょう)

 

 

 

 

 

 

星が散りばめられた天球儀を取り囲む霊鳥

 

 

 

 

タギョウショウ(マツ科マツ属、アカマツの園芸品種)

 

和風別館

建物内は撮影禁止です。
正面玄関の深紅の絨毯、大ホールの8本のコリント式大円柱、羽衣の間の豪華なシャンデリア、天井画、オーケストラボックス、花鳥の間を飾る30枚の七宝、彩鸞の間の金色に輝く鳥のレリーフなどなど豪華さに圧倒されました。
和風別館は庭園や照明、調度品にいたるまで巧みに和モダンを表現しています。

迎賓館を後にして、丸の内へ向かい、三菱一号館、KITEE、東京駅を観て東京ステーションホテルレストラン「Blanc Rouge」で「海の幸×黒毛和牛彩り豊かなディナーコースをいただきました。美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろな新幹線が見れます

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JR東海「おトクに旅する東京3日間」の1日目

2018年11月22日 | 旅行

 

 

 

 

今年も秋の東京旅行です。今回は友人と2人旅です。

11月16日~18日 JR東海50+の「1日目はバスで観光付き!おトクに旅する東京3日間」です。

東京は毎年訪れてるので、今回は建物探訪が目的で、1日目は気楽にバス観光、2日目、3日目はフリータイムです。

1日目は、JR新幹線品川駅到着後バスで、皇居周辺ドライブ(桜田門→千鳥ヶ淵→半蔵門→国会議事堂)

—築地場外市場ーお台場ー上野・アメ横ー東京スカイツリータウンー東京泊(赤坂)

皇居一周はしたことなかったのでバスで巡るのもよかったです。築地では、沢山の人でしたが何とかお寿司を食べました。

お台場は10年ぶり、上野は昨年美術館巡りで訪れ、アメ横は初めて、スカイツリーは建設中から何度も訪れており、夕方は今回で2回目です。

東京はバスで巡るのもいいですね、立ち寄らなくても観るだけで楽しいです。

 

皇居 二重橋 

桜田門

 歌舞伎座

 築地場外市場

 

海鮮丼 

 炙り海鮮丼

 

フジテレビ 

 

 アクアシティお台場とフジテレビ

 

’96 美神の門(杉山惣二作) 

パレットタウン大観覧車 

レインボーブリッジ 

お台場海浜公園の自由の女神

 

上野公園不忍池弁天堂 

寛永寺 月の松

西郷隆盛像  

 

東京スカイツリー

東京スカイツリー 

 

もう少し暗くなると色がきれいに見えると思います 

 

ホテルに到着後は、東京の友人と会い「赤坂サカス」で中華料理の夕食一緒しました。 

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当尾(とおの)の石仏と岩船寺・浄瑠璃寺を訪ねる

2018年11月13日 | 散策

 

秋も深まり紅葉の季節がやってきました。

昨日11月12日に友人と当尾の石仏めぐりをしようと出かけました。

4年前にも訪れていましたが、前回は紅葉がきれいでしたが今回は少し早かったです。

花崗岩の岩石が豊かで、それが山肌に現れている当尾南部には鎌倉時代、都の名匠の手による立派な磨崖仏が次々と刻まれました。奈良から笠置、そして伊賀伊勢への古道近くに浄瑠璃寺、岩船寺があります。

おしゃべりしながらのせいか列車乗り間違えたり、道がわからなくなったりのハプニングがありました。

 岩船寺(がんせんじ)

 京都府木津川市加茂町にある真言律宗の寺院です。
 「関西のあじさい寺」とも呼ばれ、境内には四季折々の花が咲き乱れます。
  

 

 

 

 

五輪塔(鎌倉時代) 

 

 

 

 

三重塔 

あじさいの木が沢山あります

舟の形をしています 

石風呂  

 当尾柿

険しい道を歩いて石仏をめぐります 

名前はわかりませんが大きな岩です 

阿弥陀三尊磨崖像(わらい仏)

眠り仏 

からすの壺二尊

 阿弥陀如来坐像

地蔵菩薩像 

 

あたご灯籠 

変わった瓦屋根です

浄瑠璃寺

 京都府木津川市加茂町にある真言律宗の寺院。本尊は阿弥陀如来と薬師如来、開基は義明上人である。
 寺名は薬師如来の居所たる東方浄土「東方浄瑠璃世界」に由来する。
 本堂に九体の阿弥陀如来を安置することから九体寺の通称がある。
 金色の九体阿弥陀如来像はすばらしいです。

浄土への入り口山門 

 

西方九体阿弥陀堂と 宝池

 

三重塔(国宝)藤原時代

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